北山玲奈

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北山玲奈(きたやま れな)は、漫画『終末のハーレム』の女性キャラクター。声は西明日香[1]

人物[編集]

第4話で恭司が寧々子と共に怜人との初対面を果たす少し前、メイティングに励んだ美女[話 1]。ミディアムヘアと蜜柑色瞳孔[単 1][注 1]が特徴。恭司にとっては特に好みの若手女優[注 2]であり、彼が自室にて鑑賞していた主演映画『セイフクの涙』の撮影当時以上の美貌[注 3]を持つ[話 1]

第4話で映画本編の衣装を着て恥じらいながら初めて励んだ[話 1][注 4]後は侍女の1人として恭司の傍に置かれ、第8話ではマイクロビキニ姿の侍女やスリングショット姿の侍女と同様にチューブトップ姿[注 5]での混浴中、共に彼のことを名で呼びながら奉仕するボディ洗いを経て[注 6]自身はまだ恥じらいながら初めての4P[話 3][注 7]に、第25話ではリカやツインテールの少女と共に下着姿での奉仕を経て欲情のまま求める4P[話 4][注 8][注 9]に、それぞれ励む。第34話ではボールギャグを着けたショートウェーブヘアの女性や目隠しを着けたロングヘアの女性と共に鎖付きの首輪姿でソフトSM調の4Pに励んだ結果、その激しさから恭司に芽生えたまひるへの思いを察したうえ、事後にはシャワー中の彼に単独で抱きついて切ない表情で心配の言葉をかける[話 5]など、献身的な奉仕やメイティングを重ねるにつれて性的な大胆さを増す一方、異性としての一途な思いを寄せるようになっている[注 10]

UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止させられた後も、恭司への奉仕は寧々子による案内で続けていたが、彼と怜人のアングラネット経由による通信に同席してまもなくクロエから改めて恭司との無断接触を禁じられたうえ、彼に思いを馳せられる腹の目立ち始めた女性たちへの羨望も重なり、自分がまだ受胎していないことへの寂しさを募らせる[話 8]。そういった美貌や立場から翔太と花蓮にも着目され[話 8]睡眠薬で眠らされて一方的なメイティングの危機に遭うが、彼が柚希を思い出したことや寧々子が花蓮に頭を下げて駆けつけたことにより、無事に救出される[話 6]

後にセーフハウスにて寧々子が恭司に専属担当官として尽くしてきた苦労を述べた際には、彼のメイティング候補への転身は恭司の好みがうるさかったためでもあることが、初めてのメイティングの回想と合わせて明かされている[話 9]

前述の設定や第4話での描写、後述の#制作背景といった理由から読者人気が高く、単行本第1巻ではそれに応えて初めてのメイティングシーンが加筆された[単 5]後、第2巻でも初めての4Pでのメイティングシーンが加筆された[単 8]。また、現実世界の2016年9月18日には『セイフクの涙』の公開当時に撮影したことをうかがわせる体裁のトライアングルビキニ姿[注 11]が、『J+』にて特別グラビアとして公開された[注 12]。さらに、2019年8月2日には単独で第9巻のカバー表紙を飾った[単 3][注 13]うえ、同巻の登場人物紹介ページにも恭司グループの1人として並ぶ[単 4]に至ったほか、同年10月4日には「SHUEISHA COMIC FESTIVAL」にて配布されたトレーディングカードに名前入りで採用される[10]、12月21日・12月22日には『ジャンプフェスタ2020』にて配布されたクリアファイルに採用される[11]など、本作を代表して挙げられている。

「火野恭司の華麗なる一日」では、寧々子・リカ・ツインテールの少女と共に下着姿で扉ページを飾った[2]ほか、恭司の自室にてウェーブヘアの侍女と共に3Pでのメイティングを経ての同衾から目覚めた朝にスリップ姿で彼の身支度を手伝う、バルコニーにて恭司と寧々子の昼食に同席して談笑する、マッサージ台にて就寝前のメイティングに備える彼の尻に跨ってストレッチ・マッサージをベアトップマイクロミニワンピース姿で担当するなど、本編第4話の侍女たち2人と同様に侍女の1人として馴染んで久しい姿が描かれている[話 10]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 瞳孔の色は、集英社が彩色したセミカラー版はもとより、宵野が彩色した全裸グラビア[単 2]でも緋色、「火野恭司の華麗なる一日」の扉ページ[2]や「電子書籍ストア5書店合同メイティングキャンペーン」(詳細は#キャンペーンを参照)でも金色、単行本第9巻のカバー表紙でも真紅[単 3]、同巻の描き下ろしグラビアでも蜜柑色[単 1]などと、カラーで描かれるたびに異なっているため、本記事では最新に当たる同巻の描き下ろしグラビアのものを表記している。
  2. 第59話で花蓮が玲奈に接触した際には、彼女のことを「元女優」と称していることから、寧々子による手配で恭司のメイティング候補へ転身する際に女優業を引退したことが示唆されており[話 2]、同話が収録された単行本第9巻の登場人物紹介ページにも「元女優」と表記されている[単 4]。また、それらに先駆けて現実世界の2018年11月2日に行なわれたLINKと宵野へのインタビュー(詳細は#ORICON NEWSを参照)でも、LINKに「元女優」と称されている。
  3. 第4話で恭司の自室を初めて訪れた際には映画本編での容姿を彼に「超美人だよなあ」と称賛された撮影当時から顔がわずかに大人びていたほか、髪型が撮影当時のボブヘアからミディアムヘアに変化するなど美貌に磨きがかかっていたこともあり、初めてのメイティングを始める際にはバスローブを脱ぎ捨てて全裸となった恭司に「映画で観たまま… いやそれ以上だ…」と絶賛されている[話 1]。また、『裏技入り終末のハーレム』(詳細は#読切などを参照)でも「超美人の女優」と称されている。
  4. 要望通りの姿に感激した恭司が励む際には、スカートを脱いでベッドに横たわった玲奈のソックスとパンティーを脱がせて覆い被さる瞬間までしか描かれていないが、彼が怜人に実績を明かす際の回想では、まくり上がった衣装の裾から露出した乳房を手ブラで隠して恥じらう玲奈の上半身が描かれているほか、彼女に先駆けて励んだモデルの女性やマヤも描かれている[話 1]。なお、単行本第1巻では恭司に覆い被さられた後の過程が加筆されているが、下半身を露出させられていたはずの玲奈はスカートとパンティー、ソックスを着けた姿に戻っており、愛撫の果てにパンティーだけを脱がされて背面側位で絶頂を迎えるという、連載時からつながりにくい過程に変更されている[単 5]
  5. 厳密には玲奈が着用しているものは、トップスがマイクロビキニに迫るほど極細で肩紐無しの生地を乳房の間に小さなリング1個でつないでいることや、ボトムスが左右の腰に紐で結びつけるGストリングとうかがえるやはり極細の生地であることから、単なるチューブトップではなく「チューブトップマイクロビキニ」や「バンドゥリングマイクロビキニ」などの呼称で分類される[3][4]
  6. 連載時は、4Pが始まるまで「火野様」と呼んでいたのに対し、始まってからは「恭司様」と呼んでいたことが、監視カメラの画面を寧々子が見つめるシーンで確認できる。また、単行本第1巻の巻末に収録された第2巻の予告でも、ボディ洗い中のマイクロビキニ姿の侍女は「火野様」と呼んでいる[単 6]が、第2巻の本編では台詞が変更されており、ボディ洗いの時点から3人とも「恭司様」と呼んでいる[単 7]
  7. 4Pが始まる直前にも、チューブトップ姿で恭司の脹脛へのボディ洗い中にすぐ正面に位置する彼の股間を直視できずに顔を背けながら奉仕する、ディープキスに耽る恭司とマイクロビキニ姿の侍女の姿を胸の高鳴りと共に顔を両手で覆いながら見つめるといった、恥じらう姿が描かれている[話 3]。また、単行本第2巻では恭司に身を任せた後の過程が加筆されており、パーティションを背にして乳首を露出させられながら乳房を愛撫される姿がマイクロビキニ姿の侍女とスリングショット姿の侍女を欲情させるうえ、その果てに並んで横たわりながら共に結合を懇願する際には、自分から尻を露出させて掲げる姿が描かれている[単 8]。なお、第2巻の発売に先駆けてコミックナタリーに掲載された宵野へのインタビューでは、加筆された過程の際に玲奈が恭司に乳房を愛撫されながら恥じらう姿が紹介されている[5]
  8. バスローブ姿の恭司が座るソファーの傍にて、床に座って彼の足に奉仕していた玲奈は、ツインテールの少女のディープキスに応じる恭司の口元から首筋へこぼれ落ちる飲み物を舐め取ろうとして彼に抱きつき、その後も両太腿に跨ったまま正面を保持しているうえ、恭司がリカとツインテールの少女に両手で応じている最中には彼の足元の床に玲奈の脱ぎ捨てたブラジャーが描かれているなど、彼女が欲情のまま恭司を求めたことが示唆されている[話 4]
  9. ただし、この4Pについては他のメイティングと違って結合した時点までは描かれていない(玲奈・リカ・ツインテールの少女はパンティー姿のまま、バスローブをまったく肌蹴させない恭司による乳房への愛撫で1回目の絶頂を迎えている)うえ、1回目の絶頂を迎えた後にはさらに恭司を求めようと悶えるリカの脚部が描かれており[話 4]、その後日には怜人・恭司・まひるの会食中に玲奈たち3人がこの4Pを経てもまだ受胎していないことを含めて話し込む姿が描かれている[話 5]ことから、この4Pの際に結合したのは恭司がメイティングに飽きを覚えながら励むも描かれなかった2回目以降であることが示唆されている[話 4]
  10. 第60話では翔太や花蓮との会食中に恭司の優しさを明かしたうえ、彼に奉仕する現在の生活への不満がないことも明かしている[話 6]。また、花蓮に改めて恭司とのメイティング回数の多さを称えられた際には赤面したほか、メイティングの割り振り変更を提案された際には思わず立ち上がって拒否したうえ、翔太に恭司への思いを指摘された際には恥じらいながら言葉に詰まるという動揺を見せている[話 6]。その直後、睡眠薬で昏倒させられる際には意識が薄れていく中で恭司の名を呼んでいるほか、救出に訪れて花蓮に頭を下げた寧々子の回想では平時に彼と談笑する姿が描かれている[話 6]。第61話では民生長官室にて玲奈の件で花蓮に激怒する恭司の台詞や、彼のことを軽くあしらった後の花蓮に述べる首藤の台詞からも、恭司による寵愛の大きさやそれゆえのメイティング回数の多さが示唆されている[話 7]
  11. 更新時点の午前0時には同時期に撮影したヌード写真が流出したことをうかがわせる体裁の全裸姿だったが、午前8時には同じ構図や姿勢のトライアングルビキニ姿へ差し替えられた。前者では手前に配置された飲み物で股間だけが隠されていた股間も、後者では差し替えに伴って飲み物が除去されている。その後、第10話の公開前には何の告知も無く全裸姿へ差し戻されたが、第11話の公開後には再びトライアングルビキニ姿へ差し替えられた。単行本第2巻には更新時点での絵柄から前述の体裁を除去した全裸姿が収録されている[単 2]が、宵野は「全年齢の単行本で大丈夫かな」と思いながら描いていたという[6]
  12. リニューアル後の『J+』では号数の「41号」[7]が撤廃され、公開日の「2016年9月18日」だけが表記されている[8]。この公開に先駆け、『WJ』2016年41号526-527頁に見開きで掲載された『J+』の広告では、前半が玲奈の紹介に割り当てられている。なお、宵野のTwitterによれば、玲奈の人気については宵野も編集も驚いているそうである[9]
  13. 本体表紙には第8巻までの面々のような水着姿や下着姿ではなく全裸姿が収録されており、火照った表情で視線を向ける顔や滴るほど濡れている素肌など、より恭司とのメイティングに際した状況を示唆するものとなっている[単 9]

出典[編集]

ウェブサイト[編集]

  1. 『聴くジャン!』第4弾『終末のハーレム』”. 集英社、2017年7月10日確認。
  2. a b young_jumpの2017年6月8日のツイート2017年6月8日確認。
  3. ASIN: B00H50SLRC,【カラバリ3色】セクシーバンドゥ・チューブトップマイクロビキニ【ブラック・ゴールド・シルバー】【セクシービキニ/Micro Bikini】極小水着(2013年12月6日
  4. ASIN: B00BSL78R8,バンドゥリング マイクロビキニ 極小 セパレート水着 無地 白 NO.2102(2013年3月12日
  5. “「終末のハーレム」特集 宵野コタローインタビュー (1/3)”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年12月28日. https://natalie.mu/comic/pp/harem 2019年2月24日閲覧。 
  6. “「終末のハーレム」特集 宵野コタローインタビュー (3/3)”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年12月28日. https://natalie.mu/comic/pp/harem/page/3 2019年2月24日閲覧。 
  7. 終末のハーレム 少年ジャンプ+”. 集英社、2018年8月5日確認。
  8. [特別グラビア]終末のハーレム - LINK/宵野コタロー 少年ジャンプ+”. 集英社、2018年8月5日確認。
  9. kotaro_shonoの2016年10月27日のツイート2017年4月21日確認。
  10. “『ワンピース』『鬼滅の刃』『ハイキュー!!』など人気少年コミックのレアカードが手に入る!集英社フェアが今年も全国アニメイトで開催”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2019年10月4日. https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1569897925 2019年10月6日閲覧。 
  11. ジャンプフェスタ2020|「少年ジャンプ+」ブースをピックアップ!!! - 少年ジャンプ+”. 集英社、2019年12月8日確認。

単行本[編集]

  1. a b 第9巻 2019, pp. 2-3
  2. a b 第2巻 2016, pp. 2-3
  3. a b 第9巻 2019, p. カバー表紙
  4. a b 第9巻 2019, p. 6
  5. a b 第1巻 2016, pp. 112-113
  6. 第1巻 2016, p. 179
  7. 第2巻 2016, p. 29,32,35
  8. a b 第2巻 2016, pp. 34-37
  9. 第9巻 2019, p. 本体表紙
参照話数[編集]
  1. a b c d e 第1巻 2016, 第4話
  2. 第9巻 2019, 第59話
  3. a b 第2巻 2016, 第8話
  4. a b c d 第4巻 2017, 第25話
  5. a b 第5巻 2018, 第34話
  6. a b c d 第9巻 2019, 第60話
  7. 第9巻 2019, 第61話
  8. a b 第8巻 2019, 第52話
  9. 第12巻 2020, 第80話
  10. 第5巻 2018, 「火野恭司の華麗なる一日」

参考文献[編集]

  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第1巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880819-2
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第2巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880842-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第3巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881087-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第4巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881243-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第5巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881438-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第6巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881523-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第7巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881634-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第8巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-881762-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第9巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-882044-6
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第10巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882188-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第11巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882304-1
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第12巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882457-4