動物性集合胚

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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動物性集合胚(どうぶつせいしゅうごうはい)とは、動物受精卵(胚)に人間の胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(IPS細胞)を注入したものである。動物と人間の区別が曖昧な生物ができかねないとして、これまで動物の子宮へ戻すことは禁止されていたが、人間の組織や臓器を作る研究に役立つ可能性があり、平成31年(2019年3月に解禁された。動物性集合胚を人間の子宮へ移植することや生まれた動物の子供を他の動物と交配させることは禁止されている。