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周南市は山口県東部で人口最大の都市で、複数の大手化学メーカーなどが工場を置いている工業地帯。また平成29年度の市町別GDPは県内最大である。しかし、県内で最も”稼いでいる”都市であり、県民税は他都市と公平に払っているにもかかわらず、県立の施設は県庁所在地である山口市に比べ圧倒的に少なく、県の行政サービスでも不利な扱いを受けている。さらに、当市の拠点と、下関市の拠点を統合する動きが活発化しており、下関市同様拠点性の低下が深刻化している都市である。
===金融===
第二地銀である西京銀行本店のほか、山口銀行徳山支店、またメガバンクの支店としてみずほ銀行と三菱UFA銀行があり、県内の市で複数のメガバンクが支店を置いているのは周南市が唯一の例である。また野村證券と大和証券と大手証券会社上位2者も支店を置いている。しかし、昨今の金融業界の厳しさを考えると、下関市と並ぶ県内の金融の拠点としての地位は盤石とはいえない部分がある。
===教育===
高等教育 徳山大学:県東部唯一の大学。開学以来私立大であるが、公立化の議論がある。 徳山高専;映画「ロボコン」のぶたいになったことがある。 専門学校:以前はYICグループが、ビューティーモード専門学校など複数の専門学校を設置していたが、多くは山口市に移転。現在キャリアデザイン専門学校が残っているが、2021年学生募集を中止し、同グループの山口市のビジネスアート専門学校を改組しそれに引き継がれることが発表された。
===報道===
山口放送が本社を置いている。県内初の民放でありテレビおよびラジオ放送を行っている。
===スポーツ施設===
周南市野球場(津田恒美メモリアルスタジアム)JABA徳山大会などアマチュア野球が盛ん。 津田恒美:周南市(旧新南陽市出身、広島カープで炎のストッパーと言われたものの、若くしてその生涯を終える。殿堂入りを果たしている)
キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター メインアリーナの最大収容人数は約8000人。過去にはバレーボール世界大会の予選会場担ったこともあるが、とくに山口国体以降、大規模な大会の誘致は県の協力を得やすい山口市のスポーツ施設(国体を開催するに当たって県が山口市に複数のスポーツ関連施設を新設したり、大規模な予算を掛けて改修したりした。山口市の影で県は周南市のバックにはなかなかついてくれないので大会誘致にも圧倒的に不利になる)に押されて非常に不利になり、世界的名大会はもちろん、全国的な大会は皆無ととなり、中国地方レベルの大会はおろか、全県レベルも少なくなり、県東部地区、市レベルの大会が主体になっているのが現状である。
===文化施設===
周南市文化会館:1980年代に完成。こけら落としで演奏をしたN響の奏者が、”東京に持って帰りたい”と言ったという逸話もあるほど。2020年現在県内最大のコンサートホール。
徳山動物園:県内唯一の本格的な動物園。
===港湾施設===
徳山下松港下関港とならび、国際拠点港に指定されている。 中国運輸支局徳山庁舎 自動車など陸運は担当していないが、海運関係を担当している