内田老鶴圃(うちだろうかくほ)は東京都文京区の出版社である。
創業は1880年(明治13年)と古く、長三洲著『老鶴万里の心』を出版している。最初は人文学系の書籍を出していたが、やがて翻訳物に移りキルケゴールやニイチェ、カントなどの翻訳本を出す[1]。
その後自然科学に移り、物理学通論や微分積分学、日本海藻誌を出すようになる[1]。
1961年(昭和36年)には『日本水産魚譜』で毎日出版文化賞をいただく[1]。