六角鬼丈
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六角 鬼丈(ろっかく きじょう、1941年6月22日 - 2019年1月12日)は建築家。東京藝術大学名誉教授。ポストモダンの建築家として知られ、大胆な造形が特徴である。代表作の東京武道館は「ひし形」をモチーフに設計を進めた。人の五感をテーマにした「感覚ミュージアム」で毎日デザイン賞を受賞した。創作方法を「新鬼流八道」と称した[1]。
概要[編集]
1941年6月22日、東京都生まれ。1965年、東京藝術大学美術学部建築科卒業。同年、磯崎新アトリエに入社。 1969年、㈱六角鬼丈計画工房(一級建築士事務所)を開設[2]。 1991年、東京藝術大学美術学部建築科教授に就任。 2000年、中国清華大学美術学院客員教授。 2004年、東京藝術大学美術学部長就任(2009年に退任)。 2009年、東京藝術大学を退官する。名誉教授。北京中央美術学院建築科教授に赴任。 2019年1月12日、死去[3]。77歳。告別式は2019年1月22日正午から東京都台東区上野公園14の5の寛永寺輪王殿で行われた。
受章[編集]
- 1979年、吉田五十八賞受賞。「雑創の森学園」。
- 1991年、日本建築学会賞作品賞受賞。「東京武道館」[4]
- 1996年、中部建築賞「富山県立立山博物館まんだら遊苑」
- 1998年、木材利用推進中央協議会会長賞「岩出山保育所」
- 2001年、日本建設業協会賞「東京芸術大学美術館」、毎日芸術賞「感覚ミュージアム」[5]
- 2003年、岡山市まちづくり建築部門賞「カナダ保育園」。
六角鬼丈展[編集]
- 2009年1月8日(木)-1月25日(日)に「新鬼流八道の建築 六角鬼丈展」が開催された。建築設計、環境設計、都市設計、教育、執筆などの幅広い創作活動を総合的に紹介する展示会であった(会場は東京藝術大学美術館 展示室3,4 (3階展示室))[6]。
注[編集]
- ↑ 六角鬼丈
- ↑ 略歴六角鬼丈計画工房
- ↑ 建築家・六角鬼丈さんが死去朝日新聞、2019年1月13日
- ↑ 「地・水・火・風・空」東西アスファルト事業協同組合
- ↑ 設計/コンセプトデザイン
- ↑ 新鬼流八道の建築 六角鬼丈展