七罪
七罪(なつみ)とは、ライトノベル『デート・ア・ライブ』及び関連作品に登場する架空の人物である。
設定[編集]
- 識別名 - ウィッチ
概要[編集]
エメラルド色の瞳と長い髪をしている女性。20歳ぐらいの見た目をしており、グラビアモデル顔負けのプロモーションをしている。だが、この姿は変身した物であり、本来の姿は憂鬱そうな表情をした幼い少女。本人はこの姿をコンプレックスに思っており、五河士道に初めて出会った時に正体を見られたと勘違いした七罪は、士道の人生をすべて終わらすことを決めてしまうことになる。
霊装は橙色と黒色で構成されており、全身をピッチリと覆っている。魔女のような帽子をかぶっており、箒で光を放出して相手を変化させたり、鏡の中に吸い込むこともできる。こうした能力のため、自身も変身することができる。
士道の人生を終わらすべく行動を起こした七罪は、まずは士道に変身すると、周囲の人間に胸を揉むなどのセクハラ行為を行い、士道に罪をかぶせる。そして、次の段階として本物の士道に成り変わろうとするが、単独では気づかれなかったものの本物の士道と一緒にいる場面では、夜刀神十香と鳶一折紙はあっさりと正体を見破る。その後、写真に写っている士道の知人に変身して、自分は誰に変身したのかを当てさせるゲームを仕掛ける。正解を当てるまで1日ごとに写真に写っている人物が消えてしまい、不正解の人物を答えるとその人物も消えてしまうというもので、全員が消える前に正解すれば勝ちなのだが、士道たちは苦戦する。しかし、ギリギリまで追い詰められた最後に士道は、七罪のわずかなミスに気付いて四糸乃が身に着けているパペット(よしのん)に変身していたと気づいたことで、消えた人間も含めて元に戻す。しかし、その場にいた人達に幼い姿を見られてしまい、士道の周りの者を幼い姿に変えてしまった。
その後、士道が触れた十香たちの服を粉々にするなどして社会的生命を断とうと様々な嫌がらせをしたが、エレン・ミラ・メイザースに敗北して負傷。ラタトスクに保護されることになり、力が戻る前に信頼を勝ち取ろうと士道達は七罪にアプローチする。士道が女装するなどしてコーディネイトすると本来の姿のままで変身した姿とは違った可愛さをもつことになった。そのことをうれしく思う気持ちがあったものの、本来の姿を受け入れられなかった過去からくるネガティブな考えでそのことを受け入れることができずにいた。しかし、士道たちの行動に触れていき、街を救おうとする士道の前に現れて助力する。そして、霊力を封印してみんなと友達となった。