元狭山村

元狭山村（もとさやまむら）とは、かつて埼玉県南西部に位置した村。

概要

東は所沢市、西は東京都青梅市、南は西多摩郡瑞穂町、北は入間市と隣接し、瑞穂町とは都県の壁がないくらいに密接な関係であった。

1958年、元狭山村議会は東京都西多摩郡瑞穂町との合併を決定も、埼玉県議会、埼玉県庁から猛反発。村と住民は対応策を考え、村北部を中心に、入間市との経済的結びつきの強い地域は入間市との合併をすることに決まった。そのため、村北部は入間市、村南部は東京都の瑞穂町となることになった。村役場の位置は瑞穂町側にあり、村域の大半は瑞穂町となった。

なお、入間郡に属した地域のため、瑞穂町は西多摩郡を名乗るが、瑞穂町北部の元狭山地域は明確には多摩地域ではない。