優良ホール100選
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音響家が選ぶ優良ホール100選(ゆうりょうホールひゃくせん、The BEST 100 of Theaters and Public Halls)とは、音楽家・劇場技術者の観点から「使いやすいホール」100か所を選定したものである[1]。
概要[編集]
2000年(平成12年)4月にその時点で日本全国に存在する2500以上の劇場、ホールの中から、使いやすいホール、居心地のよいホール、創造意欲が涌くホール、良い仕事ができるホールを日本音響家協会が「音響家が選ぶ優良ホール100選」を選定した。2013年(平成25年)4月からは日本劇場技術者連盟と共同実施することになり、名称を「優良ホール100選」とした。
選定基準は次のとおりである。
- 音響設備がしっかり整備・維持されていること。
- 保守・修理・清掃等が十分に行われ、機材リストにある機器を常時使用できる状態にしてあること。
- 音響スタッフが優れた技術を有していること。
- スタッフが音楽家と密にコミュニケーションを行い、上演内容に深い理解を示していること。
- 運用スタッフが高いモラルを持ち人格的に優れていて、ホールで上演される芸能に精通し、優良な上演ができるように外来スタッフに対して協力的であること。
- 利用受付から上演、撤収まで、利用者に対する運用スタッフの応対が良好であること。
選定リスト(2016年11月1日現在)[編集]
- 北海道
- 浦河町総合文化会館
- 旭川市大雪クリスタルホール
- だて歴史の杜・カルチャーセンター
- 札幌市教育文化会館
- 朝日町サンライズホール
- 札幌サンプラザホール
- 札幌コンサートホールKitara
- 北広島市芸術文化ホール・花ホール
- 斜里町公民館・ゆめホール知床
- 札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」
- 帯広市民文化ホール
- まなみーる岩見沢市民会館・文化センター
- 東北
- 中新田バッハホール
- 関東
- 那須野が原ハーモニーホール
- 栃木県総合文化センター
- 彩の国さいたま芸術劇場
- 埼玉会館
- 松戸市民劇場
- 千葉県文化会館
- 千葉県東総文化会館
- 横浜アリーナ
- 東京
- 府中の森芸術劇場
- 東京芸術劇場大ホール
- 世田谷パブリックシアター
- 中野サンプラザホール
- 紀尾井ホール
- かめありリリオホール
- 東海
- 富士市文化会館ロゼシアター
- 焼津市文化センター
- 名古屋市民会館
- 長久手町文化の家
- 名古屋市北文化小場
- 岐阜県民文化ホール・未来会館
- 岐阜市民会館
- 大垣市スイトピアセンター
- 長良川国際会議場
- 北陸
- まつもと市民芸術館
- 新潟市民芸術文化会館・りゅーとぴあ
- 黒部国際文化センター・コラーレ
- 富山県民会館
- 入善コスモホール(コスモ21内)
- 新川文化ホール
- 富山市芸術文化ホール・オーバードホール
- 富山県教育文化会館
- 富山県高岡文化ホール
- 津幡町文化会館「シグナス」
- コスモアイル羽咋
- 二十一世紀美術館「シアター21」
- YURI文化情報交流館・ハートピア春江
- みくに未来ホール
- 中部
- 稲沢市民会館
- 春日井市民会館
- 長久手町文化の家
- 愛知県芸術劇場
- 名古屋芸術創造センター
- 岐阜市民会館
- 大垣市スイトピアセンター
- 長良川国際会議場
- 近畿
- びわ湖ホール
- 国立京都国際会館
- なんばHatch
- サンケイホール ブリーゼ
- 吹田市文化会館・メイシアター
- フェスティバルホール
- 八尾市文化会館・プリズムホール
- 貝塚市民文化会館・コスモスシアター
- 阿倍野区民センター
- NHK大阪ホール
- いずみホール
- やまと郡山城ホール
- たんば田園交響ホール
- 兵庫県立尼崎青少年創造劇場・ピッコロシアター
- 尼崎市総合文化センター・アルカイックホール
- 神戸国際会館こくさいホール
- 加古川ウェルネスパーク アラベスクホール
- 兵庫県立芸術文化センター
- 山口情報芸術センター
- 九州・沖縄
- 福岡市民会館
- 武雄市文化会館
- 九重文化センター
- 熊本県立劇場
- 鹿児島県霧島国際音楽ホール
- 宮崎県立芸術劇場
- 都城市ウエルネス交流プラザ
- 北九州芸術劇場
- 沖縄市民小劇場・あしびなー
参考文献・注釈[編集]
- ↑ 優良ホール100選