東京芸術劇場

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

東京芸術劇場(とうきょうげいじゅつげきじょう、英語:Tokyo Metropolitan Theatre)は音楽・演劇・歌劇・舞踊等の芸術文化の公演を行うための施設である。優良ホール100選に認定されている。オープンステージであり、舞台正面にパイプオルガンが設置されている。

概要[編集]

東京都民のための音楽・演劇・歌劇・舞踊等の芸術文化の振興とその国際的交流を図るための芸術文化施設として、1990年(平成2年)10月に開館した。 世界最大級のパイプオルガンを有するオープンステージで、客席数1,999席のクラシック専用大ホール(コンサートホール)、演劇・舞踊等の公演を行う中ホール(プレイハウス)と2つの小ホール(シアターイーストとシアターウエスト)を備える。そのほか4つの展示スペース、大小の会議室やリハーサル室も併せ持ち、展示や講座、ワークショップ等、上演以外の芸術活動も行うことができる複合的な芸術文化施設となっている。 運営は公益財団法人東京都歴史文化財団が行う。

  • 正式名称:東京芸術劇場
  • 所在地:171-0021 東京都豊島区西池袋一丁目8番1号
  • 最寄駅:JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
  • 運営:東京都歴史文化財団
  • 設計:芦原建築設計研究所
  • 構造種別:鉄骨鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
  • 施工: 大成建設・間・安藤・西武・日本国土・地崎・古久根・城北建設JV
  • 音響設計:永田音響設計
  • 残響時間:(満席/500Hz)2.1秒、 改修後 2.2秒
  • 客席数:1,999席(大ホール)
  • 舞台:(大ホール) 間口21m、奥行12.6m、高さ20m

沿革[編集]

  • 1969年5月、学芸大学付属豊島小学校跡地を国から取得する。指定用途は、文化体育施設。
  • 1974年(昭和4)年3月、指定用途を文化体育施設から芸術文化施設に変更承認。
  • 1978年(昭和53年)3月、国から土地を追加取得(3,981.22)。
  • 1990年(平成2年)10月、開館。
  • 1991年(平成3年)5月、パイプオルガン完成(製作者 マルク・ガルニエ)。
  • 2006年(平成18年)4月、指定管理者として(財)東京都歴史文化財団が運営開始。
  • 2012年(平成24年)6月、改修工事竣工
  • 2012年(平成24年)9月、リニューアルオープン

参考文献・注釈[編集]