僕はお姫様になれない
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『僕はお姫様になれない』(ぼくはおひめさまになれない、BOKU ha OHIMESAMA ni NARENAI)は、若林稔弥による日本の漫画作品。
概要[編集]
漫画雑誌『コミック電撃だいおうじ』(アスキー・メディアワークス刊行)VOL.1(2013年9月27日発売)より連載されている漫画作品。
ストーリー[編集]
白馬王子は、クラスメイトの新堂玲が男なのに気になっていると悩んでいる。だが、玲は本当は女だった。玲が女だと気づいていない王子はドキドキしつつも意識しないように頑張るのだった。
登場人物[編集]
- 白馬 王子(はくば おうじ)
- 全国に店を展開している「スーパー白馬」の社長の息子。玲のことを男だと思っているが気になっている自分に悩んでいる。
- 将来スーパーの跡を継ぐために店先に立って勉強していたとところ、女の子の格好をした玲がスーパーにくる。似ている別人だと思いつつドキドキする。そして、玲の落とした靴を拾って匂いをかぐのだった。その後、玲の言うことを信じてその女の子は玲の親戚の「新堂 玲良(しんどう れいら)」だと思い込む。その後、玲の言葉で玲良に振られたと思ってショックを受ける。
- 新堂 玲(しんどう れい)
- 一人称は「僕」。王子のクラスメイト。本当は女だが、周囲からは男だと思われている。家は貧乏で幼いころから兄のお下がりの服を着ている。胸を触られても女だと気づかれない程の貧乳。
- 兄の買ってきたかわいい服を着てスーパーに行ったところで王子と出会うも似ている別人物だと思われる。そして、ばれないように慌てて逃げだすも靴を落としてしまう。その後、王子に靴を落としたのは自分だと言おうとしたが、言えずに親戚の子と説明してしまう。そして、女の子の格好になって「新堂 玲良(しんどう れいら)」と名乗って靴を返しに貰いに行く。ドキドキしつつも、王子を振っている。
- 小さいころにスカートをはいたときには、男子に似合ってないと言われる。先生にも男だと思われていたり、告白された女の子にも男だと信じてもらえなかったりしている。
- 白 雪姫(つくも ゆき)
- 王子や玲の隣のクラスの女子。不良(ヤンキー)で、雪姫を慕う七人の女子分がいる。子分たちには玲を倒そうとしていると思われており、玲を好きだとは気づかれていない。巨乳。
- 玲に襟の米粒を取ってもらって「きれいな髪に付かなくて良かったね」と言われたことで一目ぼれする。そして、子分に玲のことを調べさせて近づこうとする。そして、倒れたふりをしてかよわい女をアピールしようとするが、人工呼吸をされそうになったところで頭突きしてしまう。そして、子分の前ということもあってそのまま逃げだすのだった。
- 玲が王子のことで悩んでいるところで、励まそうとする。だが、中々上手くいかずに玲に自分の胸を触らせている。そして、何だかんだで友達になる。
- 竜宮 真魚(たつみや まお)
- 一人称は「うち」。離島からの転校生の女子。なるべく標準語で話そうと思っているが、田舎の方言が出ている。自分のことを田舎もんだとコンプレックスを抱いていて、都会に憧れている。
- 犬を助けようとして川で溺れていた王子を見つけて救出。そのままでは風をひいてしまうと家に誘われて、王子が自分に惚れているのではないかと動揺しつつも家に行く。そこで、玲のことを話している王子が自分のことを口説いているのではないかと勘違い。そして、王子に惚れることとなった。
- 加賀見 鏡子(かがみ きょうこ)
- 自分のことを美しいと思っているナルシストの少女。いつも鏡を持ち歩いている。
- 雪姫に初恋をして女性同士でも関係ないと王子様として付きまとう。雪姫に何を言われても自分の都合のいいように解釈するため、雪姫が自分のことを好きだと思い込んでいる。
- 黒衣 真帆(くろい まほ)
- 男子にモテてよく告白されるが、人見知り。恋人よりも友達が欲しいと思っているが、女子には「魔性の女」などと言われて避けられている。
- 男子に告白されたところを目撃した真魚がおしゃれを教えて欲しいとやってくる。真帆自身はおしゃれについて詳しくないため、友達になりたい真帆は何とか考えて答える。だが、良心の呵責に耐えられずに適当なことを言ってしまったと謝罪。その後、真魚と下の名前で呼び合う友達となった。
- 玲の兄
- 玲のことを溺愛している。玲に可愛い服を買ったりと女の子らしくなれるようにしようとしている。
単行本[編集]
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)より発行。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 2014年9月27日(2014年9月26日発売) | ISBN 978-4-04-866837-8 | |
2 | 2015年7月27日(2015年7月24日発売) | ISBN 978-4-04-865224-7 | |
3 | 2016年9月27日(2016年9月27日発売) | ISBN 978-4-04-892289-0 |