伊久良河宮跡(いくらかわのみやあと)とは、岐阜県瑞穂市居倉の天神神社にある宮である。
天神神社の境内に神明宮・倭姫宮が建てられている。これは垂仁天皇の時代に伊勢皇太神宮が4年間鎮座した伊久良河宮跡といわれている。『日本書紀』垂仁天皇紀によると「倭姫命をして天照大神鎮座の地を求めさせた」とあり、また倭姫命世紀に「美濃国伊久良河宮に遷座し四年斎き奉る」とある。
境内には御船代石と称する巨大な石を祀っており、社宝として「末のよと、人はいへども、大野なる、いくらの宮に、神御跡見ゆ」の古歌がある。
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