京都市小学校大文字駅伝大会

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京都市小学校大文字駅伝大会(きょうとししょうがっこうだいもんじえきでんたいかい)とは、1987年から2020年まで毎年2月に京都府京都市で行われていた小学生を対象とする駅伝大会である。

概要[編集]

一般道を使用した小学生による駅伝大会で、京都市の全市立小学校に通う6年生の中から予選を突破した者が参加していた。最後の開催となった2020年の第34回大会は北区の京都市立衣笠小学校前から左京区の岡崎公園野球場まで全長12.385kmの距離を8人の走者が走り抜けるもので、1,067mから1,881mまで距離の割り振りがされていた。

京都ローカルで本大会を取り上げたテレビ番組が放映されるなど市民に親しまれていた一方で、

  • 選手への指導や大会運営にかかわる教職員の負担
  • 練習の過熱
    • 夏、朝に山道を走り昼からは学校で練習
    • 合宿練習を行う
    • 雪の中でも走り込み
  • 指導者ごとのスポーツ医学の知識差から適切な指導が出来ていない

などが問題視され、第34回大会を最後に開催休止となった。2021・2022年の開催予定は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、前述の問題点は開催中止をきっかけに主催団体で駅伝のあり方について検証を行った結果洗い出されたものである。

なお駅伝の開催休止の穴を埋める形で、新たに京キッズRUNが2023年2月に開催された。こちらは各校で希望する6年生の児童が参加する1000m走の記録大会を行い、そこで男子4分20秒、女子4分40秒の標準タイムをクリアした者の内、希望者が参加できるというもの。

参考資料[編集]