井口乗海
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井口乗海(いぐち じょうかい、1883年-1941年)は、医学・衛生学者。
人物[編集]
滋賀県の寺に生まれる。師範学校をへて小学校訓導、日露戦争では看護兵として従軍。上京して日本医学校卒、医師となる。警視庁防疫課に勤め、課長。1930年東京帝国大学医学博士。浄土真宗大谷派大僧都。彿眼盲学校校長。
著書[編集]
- 『警視庁施行看護婦試験問題答案集 附・受験案内 再版』東京看護婦学校, 1922
- 『理髪衛生講本』大日本美髪会本部, 1923 文光堂書店、1928
- 『看護学教科書』東京看護婦学校, 1923 文光堂書店、1925
- 『痘瘡及種痘論』文光堂書店, 1929.11
- 『伝染病患者取扱上臨牀医家の注意すべき事項』臨牀医学講座 金原商店, 1936
- 『防疫保健の常識 再版』春潮社, 1937
- 『健民と防疫』文松堂, 1943-44
- 『井口看護学教科書』井上なつゑ 改訂監修. 文光堂, 1951
伝記[編集]
- 頴田島一二郎『井口防疫官 井口乗海博士伝』四方木書房, 1942