九八式臼砲

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九八式臼砲とは、大日本帝国陸軍の特殊兵器である。砲は通常、砲身の中に入れた砲弾を発射するが、砲身を発射してしまおうという逆転の発想から生まれた兵器である。

概要[編集]

地面に固定された棒に筒状の有翼砲弾を取り付けて発射するというもの。重い大砲と違って持ち運びが容易である。砲弾が大きいため、内蔵された爆薬が多く破壊力が大きい。シンガポール攻略戦から、占守島の戦いまで使用された。砲弾が大きく目視できるため、敵に与える心理的効果が大きい。