久保田慶一

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久保田 慶一(くぼた けいいち、1955年6月 - )は、日本の音楽学者。元国立音楽大学教授、東京経済大学客員教授。

人物[編集]

大阪生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科音楽学専攻修了(音楽学)。1999年「C.P.E.バッハの器楽創作における《改訂》および《編曲》に関する研究」で東京芸術大学・博士(音楽学)。東京学芸大学教授、2010年国立音楽大学教授、副学長、2020年退職し、東京経済大学客員教授。

著書[編集]

  • バッハの息子たち バロックから古典派へ』 (音楽選書)音楽之友社、1987.12
  • モーツァルトに消えた音楽家たち』 (はじめて音楽と出会う本)音楽之友社、1998.5
  • 『C.P.E.バッハ研究 改訂と編曲』音楽之友社、2000.2
  • 『はじめての音楽分析 グレオゴリオ聖歌から新ウィーン楽派まで』教育芸術社、2001.8
  • 『エマヌエル・バッハ 音楽の近代を切り拓いた<独創精神>』東京書籍、2003.9
  • 『孤高のピアニスト梶原完 その閃光と謎の軌跡を追って』ショパン、2004.10
  • 『音楽の文章セミナー プログラム・ノートから論文まで』音楽之友社、2006.10
  • 『音楽とキャリア 学生から大人まで、よりよく生きるための新たなアドバイス』スタイルノート、2008.8
  • 『音楽用語ものしり事典 オドロキ!納得!ことばの学校』 (いりぐちアルテス)アルテスパブリッシング、2010.9
  • 『西洋音楽史100エピソード』教育芸術社、2012.8
  • 『モーツァルト家のキャリア教育 18世紀の教育パパ、天才音楽家を育てる』アルテスパブリッシング、2014.3
  • 『音楽再発見100エピソード』教育芸術社、2014.3
  • 『バッハの四兄弟 フリーデマン、エマヌエル、フリードリヒ、クリスティアン-歴史と現代に響く音楽』(オルフェ・ライブラリー)音楽之友社、2015.3
  • 『2018年問題とこれからの音楽教育 激動の転換期をどう乗り越えるか?』ヤマハミュージックメディア、2017.2
  • 『大学では教えてくれない音大・美大卒業生のためのフリーランスの教科書』ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス出版部、2018.2
  • 『新しい音楽鑑賞 知識から体験へ』水曜社、2019.2
  • 『新・音楽とキャリア 音楽を通した生き方・働き方』スタイルノート、2019.10
  • 『音楽分析の歴史 ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ』春秋社、2020.3
  • 『バッハ』(作曲家・人と作品)音楽之友社、2021.4
  • 『14歳からの新しい音楽入門 どうして私たちには音楽が必要なのか』スタイルノート、2021.7

共編著・監修[編集]

  • 『はじめての音楽史 古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』久保田慶一 ほか著、音楽之友社、1996.10
  • 『キーワード150音楽通論』編、アルテスパブリッシング、2009.3
  • 『はじめてのインターンシップ 仕事について考えはじめたあなたへ』渡辺三枝子共編, 久保田優, 坂元勇仁, 壬生千恵子,渡辺三枝子共著、アルテスパブリッシング、2011.4
  • 『バッハ キーワード事典』編, 江端伸昭,尾山真弓, 加藤拓未, 堀朋平著、春秋社、2012.1
  • 『教養としてのバッハ 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』(叢書ビブリオムジカ)礒山雅,佐藤真一共編著、アルテスパブリッシング、2012.3
  • 『音大生・音楽家のための英語でステップアップ 音楽留学で役立つ英会話50シーン』大類朋美共著、スタイルノート、2014.5
  • 『アルファベットで引く6か国語音楽用語辞典 イタリア語・英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ラテン語』監修、音楽之友社、2015.4
  • 『音楽史を学ぶ 古代ギリシャから現代まで』編著, 上野大輔, 小山文加, 黒川照美 執筆、教育芸術社、2017.3
  • 『めざせ!保育士・幼稚園教諭 音楽力向上でキャリアアップ』渡辺行野共著、スタイルノート、2019.1
  • 『音楽用語の基礎知識 これから学ぶ人のための最重要キーワード100』編著、アルスパブリッシング、2019.3
  • 『名曲理解のための実用楽典』編著, 神部智, 木下大輔著、音楽之友社、2019.7
  • 『楽譜でわかる20世紀音楽』編集代表, 白石美雪,井上郷子,森垣桂一編著、アルテスパブリッシング、2020.3
  • 『366日の西洋音楽 1日1ページでわかるクラシック音楽の魅力』監修、三才ブックス、2020.11

翻訳[編集]

  • エーリヒ・ヴァーレンティン『レーオポルト・モーツァルト』(モーツァルト叢書)音楽之友社、1991.8
  • ルドルフ・アンガーミュラー『モーツァルト殺人法廷』小沢優子共訳、春秋社、2009.11
  • ゲルハルト・マンテル『楽譜を読むチカラ』音楽之友社、2011.11
  • カーリン・パウルスマイアー『記譜法の歴史 モンテヴェルディからベートーヴェンへ』春秋社、2015
  • エリック・ブース『ティーチング・アーティスト 音楽の世界に導く職業』監修・訳, 大島路子, 大類朋美 訳、水曜社、2016.11
  • レオポルド・モーツァルト『ヴァイオリン奏法 新訳版』全音楽譜出版社、2017.5
  • ドーン・ベネット 編著『音大生のキャリア戦略 音楽の世界でこれからを生き抜いてゆく君へ』編訳、春秋社、2018.7
  • ヨハン・ダーヴィト・ハイニヘン『ハイニヘン「新しい通奏低音奏法〈1711年〉」 全訳と解説』編著・訳, 小沢優子 訳、道和書院、2022.1
  • コーネリア・ワトキンス, ローリー・スコット『音楽家を成長させる「教える技術」 相互に高め合う演奏と教育のアプローチ』ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスミュージックメディア部、2022.2