中村唯史

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中村唯史(なかむら ただし、1965年- )は、ロシア文学者、京都大学教授。

北海道生まれ。北海道立札幌北高等学校卒、東京大学教養学部ロシア科卒、同大学院人文科学研究科ロシア文学博士課程中退。1993年山形大学人文学部助教授、2007年准教授、2011年教授、2015年京都大学文学研究科ロシア文学科教授。日本ロシア文学会会長。専門はロシア文学・ソ連文化論。

共編著[編集]

  • 『再考ロシア・フォルマリズム 言語・メディア・知覚』貝澤哉, 野中進共編著. せりか書房, 2012.9
  • 『映像の中の冷戦後世界 ロシア・ドイツ・東欧研究とフィルム・アーカイブ (山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー・セレクション 第3集) 髙橋和,山崎彰共編. 山形大学出版会, 2013.10
  • 『自叙の迷宮 近代ロシア文化における自伝的言説』大平陽一共編, 三浦清美, 奈倉有里, 武田昭文, 梅津紀雄 執筆. 水声社, 2018.2

翻訳[編集]

  • イサーク・バーベリ『オデッサ物語』群像社ライブラリー 1995.10
  • ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜 (新・世界の神話) 角川書店, 2006.11
  • ヴィクトル・ペレーヴィン『寝台特急黄色い矢 作品集「青い火影」 2』岩本和久共訳(群像社ライブラリー 2010.12
  • 『トレブリンカの地獄 ワシーリー・グロスマン前期作品集』赤尾光春共訳. みすず書房, 2017.5
  • 『二十六人の男と一人の女 ゴーリキー傑作選』光文社古典新訳文庫 2019.2