中園成生

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

中園 成生(なかぞの しげお、1963年 - )は、民俗学者[1]平戸市生月町博物館・島の館学芸員。

略歴[編集]

福岡市出身[2]。1985年熊本大学文学部(民俗学研究室)卒業[2][3]佐賀県教育委員会、同県呼子町(現・唐津市)教育委員会勤務を経て[3]、1993年生月町博物館・島の館学芸員[2]

呼子町在職中から捕鯨史を研究し、生月町(2005年合併に伴い平戸市)転職後はかくれキリシタンも研究している。共著『鯨取り絵物語』(弦書房、2009年)は第23回地方出版文化功労賞を受賞[4]

著書[編集]

  • 『くじら取りの系譜――概説日本捕鯨史』(長崎新聞社[長崎新聞新書]、2001年、改訂版2006年)
  • 『鯨取り絵物語』(安永浩共著、弦書房、2009年)
  • 『かくれキリシタンとは何か――オラショを巡る旅』(弦書房[FUKUOKA Uブックレット]、2015年)
  • 『かくれキリシタンの起源――信仰と信者の実相』(弦書房、2018年)
  • 『日本捕鯨史【概説】』(古小烏舎、2019年)

分担執筆[編集]

  • 長崎純心大学比較文化研究所『生月地域文化研究(1・2)』(長崎純心大学比較文化研究所、1997年)
  • 長崎県民具研究会『民具――暮らしを語るもの達』(長崎県労働金庫[ろうきんブックレット]、1997年)
  • 中城忠写真、谷川健一編『かくれキリシタンの聖画』(小学館、1999年)
  • 『生月島のかくれキリシタン』(生月町博物館・島の館、2000年)
  • 中澤克昭編『人と動物の日本史 2 歴史のなかの動物たち』(吉川弘文館、2009年)
  • 岸上伸啓編著『捕鯨の文化人類学』(成山堂書店、2012年)
  • 藤井弘章編『日本の食文化 4 魚と肉』(吉川弘文館、2019年)

出典[編集]

外部リンク[編集]