世界平和聖観世音菩薩
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世界平和聖観世音菩薩(せかいへいわしょうかんぜおんぼさつ)とは、長野県下高井郡山ノ内町平穏2763-1に存在する菩薩像である。
概要[編集]
第2次世界大戦において日本軍の敗色が色濃くなり、武器の材料なども不足すると、日本政府は仏像などを溶かして供出するように命令した。かつて青銅製ブロンズ仕上げでは世界一を誇った百尺観音も戦時中応召(金属供出)となった。戦後、この地に再び平和観音が建立され、世界平和、合格祈願、家庭円満、縁結びのため、ご利益を願う参拝者が絶えず、幸せのシンボルとして人々を見守っている。
この菩薩像は山ノ内町の湯街背後の弥勒山にある。百尺観音とも平和観音とも現在では言われており、象の高さはおよそ25メートル、重さは22トン余りという青銅製ブロンズ仕上げの巨像である。日展審査員の横江によって製作されたと言われている。