上野鈴本演芸場
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上野鈴本演芸場(うえのすずもとえんげいじょう)東京都台東区にある落語色物定席寄席の一つである。現存する寄席では日本最古。
概要[編集]
初代龍助(1827-1910 三代目仙之助)が、1857年(安政四年)に上野広小路に「軍談席本牧亭」講釈場を始めて開業した。地形が横浜に似ており金沢がすぐ目の前にあるから本牧がいいだろうと「本牧亭」の名前が付いた。明治になり町人に苗字が許されて「鈴木」の姓を名のり苗字の「鈴」と本牧亭の「本」をとって鈴本になったとされている。はじめは「鈴本」で、のち「鈴本亭」さらに「鈴本演芸場」に変わった。当初は現鈴本の裏手にあったが、鈴本になって通りをはさんで反対側に移った。
上野広小路に面しており、ビルは自社ビルである。弁当を食べながら、菓子を食べながら、ビールを飲みながら落語を聞けるのが鈴本演芸場である。売店で稲荷寿司のお弁当、お菓子、おつまみ、そして自動販売機にはジュース、ビールがある。稲荷寿司は「志の多寿司」。
基本事項[編集]
- 名称:上野鈴本演芸場
- 所在地:〒110-0005 東京都台東区上野2-7-12
- 交通:JR上野駅不忍口より 徒歩10分
- 【昼の部】12時開場 12時30分開演 16時30分終演予定
- 【夜の部】17時開場 17時30分開演 20時40分終演予定
- 席数:座席数285。椅子席のみ。通常は全席当日売りの自由席。特別興行の場合は前売り座席指定。
- 入場料
- 一般:3,000円
- 学生:2,500円(中学生~24才・学生証提示)
- 小人:1,500円(小学生以上)
歴代席亭[編集]
- 初代 龍助(1827-1910 三代目仙之助)
- 二代目 龍助1857-1925)
- 三代目 鈴木孝一郎(1880-1961)
- 四代目 鈴木満亀雄(1897-1935)
- 五代目 鈴木肇(1923-1996)
- 六代目 鈴木寧
- 七代目 鈴木敦[1]
公式ページ[編集]
参考文献[編集]
- ↑ 数千万円の赤字、リストラBuisiness Insider,2021年6月1日