一人暮らし、熱を出す。恋を知る。
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『一人暮らし、熱を出す。恋を知る。』(ひとりぐらし、ねつをだす。こいをしる。)は、だーくによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊コミックキューン』2020年11月号より連載[1]。
ストーリー[編集]
クリスマスに風邪をひいてしまって家で寝込んでいた井上武。そこでSNSをきっかけに見知らぬギャルが家まで看病しにくる。看病されていく非日常を味わって少し気持ちが軽くなった武。実はそのギャル桃香は、同じ会社に勤めている橘優羽と同一人物ということに武は気づかないまま、桃香に再び会うことになるのであった。
登場人物[編集]
- 井上 武(いのうえ たける)
- 本作の主人公。お人好しで面倒ごとを押し付けられても引き受けてしまう。
- クリスマスに優羽が変装したギャルに看病される。そのときに包丁を突きつけられたりしたことで、自分の平坦で何もない世界から解放された気がしていた。それから桃香と優羽が同一人物だとは気づかないまま、優羽に会社で不快な思いをさせていないかを桃香に相談したりしている。
- 橘 優羽(たちばな ゆう) / 桃香(ももか)
- 井上と同じ会社に勤めている眼鏡をかけている目立たない女性社員。井上がクリスマスに風邪で寝込んでいるのを知って、こっそりとフォローしていたSNSで連絡をとる。そして、ギャルメイクをして別人になりきって井上の家に看病に行く。それからも橘とは違うギャルの「桃香(ももか)」として接している。
- 「橘の名に恥じぬよう 強く在りなさい」という口癖の母親に群れずに学校が終わったら過ぎに帰って友達とも遊ばずに勉学に励むように育てられた。そうして、孤立していく中で中学校の頃からいじめをうけ始め、高校に進学しても変わらず死のうと考え始めていた。そんなとき、体調が悪い中で最後に好きだったくまねこのイベントを見に行く。そこで倒れた時、くまねこの被り物をしていた武の優しさに触れて、もう少し生きてみようと思いなおした。
- 過去のこともあって自己評価は低く、ありのままの私は受け入れられないと片思いを続けている。
- 明奈(あきな)
- 優羽の友人。井上のことが好きでストーカーまがいの行動にまででていることに対して突っ込みつつも、優羽の服装の相談に乗ったりしている。
単行本[編集]
MFC キューンシリーズ(KADOKAWA)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2021年4月27日(2021年4月26日発売) | ISBN 978-4-04-680343-6 |
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2 | 2021年9月27日(2021年9月27日発売) | ISBN 978-4-0468-0641-3 |
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3 | 2022年5月27日(2022年5月27日発売) | ISBN 978-4-0468-1323-7 |
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