レイヤー (ミルクレープ)
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市販の、12レイヤー1/12カットのミルクレープ。計算上、1レイヤーのミルクレープと同量。 | |
量 | 長さ |
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定義 | ミルクレープ原器の厚さ |
レイヤーは、ミルクレープの厚さの単位。「およそ25レイヤーのミルクレープ」というように使われる。
ミルクレープは、薄いクレープ生地を、間にクリームなどを挟みながら何層にも積み重ねることで構成される、生菓子の一種である。よって、ミルクレープの量と質は、次の要素で決定付けられると考えられている。
- 量…クレープ生地の大きさ、重ねる数
- 質…クレープ生地自体と、間のクリームの質
ここで、クレープ生地の厚さは、概ね薄く、量に多大な影響を与えるとは考えられない。また、クレープ生地の大きさは、変動が少ないとされる。そこで、このレイヤーという計量単位を用いてクレープ生地の数を数えることで、ミルクレープの量について一定の尺度を与えることが出来るとされている。業界[どこ?]では、1レイヤーの円形ミルクレープをミルクレープ原器として維持管理している。
実際にミルクレープの量をレイヤー単位で伝える時は、「30レイヤー(のホールミルクレープ)1つ」とか、「20レイヤー1/8カット3つ」などと伝える。20レイヤー1/8カット3つは、7.5レイヤーと計算できるが、既製品を販売する際は個数で伝えた方が分かりやすいため、7.5レイヤーと言われることは少ない。また、カットされたミルクレープは1層が1レイヤーより小さくなるため、消費者にとって直感的ではない表現となっている。
クリームの計量単位は定まっていないが、クリームの量を表現する目的で、「このミルクレープは30レイヤーくらいの見た目だが、実際はクリームが厚く20レイヤーだ」などと表現されることがある。