ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ
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『ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ』(ラフダイヤモンド まんががっこうにようこそ)は、緒方ていによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『少年ジャンプ+』2014年9月22日から隔週水曜日のペースで連載されている漫画作品。高校生漫画家「高槻勇斗」が漫画の講師となる話。作中には「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画が登場する。
アミューズメントメディア総合学院大阪校をモデルとした「ウィンドミル総合学院」を舞台としている。なお、緒方てい自身もマンガ学科レギュラー講師をしている。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 高槻 勇斗(たかつき ゆうと)
- 本作の主人公。「月刊マンダッシュ」に「ソウルブレイド=イグニッション」という漫画を連載していた16歳の高校生漫画家。
- 天王寺 あきら(てんのうじ あきら)
- 元漫画家の女性幽霊。勇斗に見つかってからは行動を共にするようになる。普通の人には姿が見えないが、漫画家になる自信や覚悟のあるウィンドミル総合学院の生徒の中には見える人が多い。
- 高槻 みなも(たかつき みなも)
- 勇斗の妹。14歳。マンガを年代別に収納している重度の漫画マニア。
- 女の子の肉感を書くのが苦手だと感じた勇斗のために全裸で風呂に入ってきたりしており、あきら曰く「自分のスタイルに自信がある」らしい。
- 勇斗とは血がつながっていないことを知っているが、勇斗はみなもが血がつながっていないということを知っているということを知らない。
ウィンドミル総合学院[編集]
マンガ学科生徒[編集]
- 千林 リコ(せんばやし リコ)
- 19歳の女性。勇斗の描いていた漫画「ソウルブレイド=イグニッション」が好き。赤面しやすく、いつも帽子を被っている。
- 高校でいじめを受けていた過去があり、何とか卒業したが、反動で一年間外にでることができなかった。
- 最初はあきらのことが見えなかったが、9話で初めて見ることができた。また、同時に勇斗のことを漫画家としてだけでなく、男としても好きになる。そして、授業中に告白するも「学院の規約では特定の学生と恋愛関係になってはならない」というのがあったこともあり、付き合ってはいない。その後も勇斗に対して赤面しつつも、大胆な行動を取っている。
- 武道に通じており、第14話では誠二に襲いかかっていた暴漢である大の男を投げ飛ばして押さえつけたりしている。
- 柱本 美代子(はしらもと みよこ)に
- 元25歳のOL。陰陽師の家系で、オーラのようなものが見えるらしい。
- 佐井寺 未来(さいでら みき)
- 18歳の女性。車椅子で移動する。
- 枚方がスランプから脱出するきっかけとなる。
- 岸和田 誠二(きしわだ せいじ)
- 22歳の男性。元ヤクザ。
- 萌えというのが理解できなかったが、13話で「魔法少女ナンタラ&カンタラ」をみて何かを感じたらしい。そして萌えアニメにはまるようになる。
- 過去に自分に襲いかかってきた人物相手の喧嘩で殴った相手が死んでしまったため、人を殺してしまったと苦しんでいた。そういった過去を克服できなかったこともあり、幽霊のあきらを見ることができなかったが、14話で暴漢といざこざを起こしていたところを勇斗に助けられた後の会話をきっかけに見えるようになった。
- 枚方 龍太郎(ひらかた りゅうたろう)
- 好きな漫画は『ドラゴンボール』。美波里の漫画を見たことがきっかけで、ウィンドミル総合学院に入学する。
- 焦りからページ数を多く書こうとして袋小路に陥っていたが、佐井寺に作品を見せたいと書いた漫画をきっかけに、勇斗の話を聞いて作品数を書いていくことが大事だと気づく。
- 北千里 美波里(きたせんり びばり)
- 龍太郎の幼馴染で「龍ちゃん」と呼んでいる。少女漫画家志望。男だが、スカートをはいたりするなど女性らしい。
- 投稿した作品が雑誌に載ったことで、涙を流した。
- 淀屋橋 三太(よどやばし さんた)
- 好きな作品をグループに分かれて発表する授業で美代子と誠二と同じAグループになる。普段はオドオドしているが、グループで好きな作品を発表することになった授業では「魔法少女ナンタラ&カンタラ」を強く推薦したりしている。
- 東三国 ツヨシ(ひがしみくに ツヨシ)
- 好きな作品をグループに分かれて発表する授業で美代子と誠二と同じAグループになる。普段はオドオドしているが、グループで好きな作品を発表することになった授業では「魔法少女ナンタラ&カンタラ」を強く推薦したりしている。
- 九条 英美里(くじょう えみり)
- 19歳の女子生徒。家はお金持ちで車で送り迎えされている。
- 野田 いおり(のだ いおり)
- 16歳の女子生徒。高卒認定試験を合格して入学したマンガ学科最年少。6年ほど前に不良に脅されていたところを岸和田に助けられた。学校で再会できたときには運命を感じた。岸和田に蔑んだ目を向けてもらいたがったりするなどちょっと変態ちっく。
- 桜町 早苗(さくらまち さなえ)
- 19歳の女子生徒、メモをよくとっているメモ魔。
職員[編集]
- 此花 真穂(このはな まほ)
- 泉大津しおんの女性アシスタント。「ウィンドミル総合学院」のマンガ学科にも勤務しており、生徒の相談にのるチューターをしている。
- 崇禅寺 和子(そうぜんじ かずこ)
- 「ウィンドミル総合学院」の学院長をしている女性。勇斗の通っている高校の校長を妹に持っており、勇斗にウィンドミル総合学院で講師をすれば、出席日数が足りずに留年が決まっている勇斗の留年を取り消すという話をもちかける。
- 阿倍野 工事(あべの こうじ)
- マンガ学科の男性講師。月に一度、愛馬のグリンガレッドで通勤する。
漫画家[編集]
- 泉大津 しおん(いずみおおつ しおん)
- 「月刊ハピアス」に連載している22歳の女性漫画家。「ソウルブレイド=イグニッション」の連載を終えたばかりの勇斗に〆切が近いということで応援を頼む。
- 叔母が「ウィンドミル総合学院」の学園長で講師を頼まれたが断っている。代わりに勇斗を推薦した。
- 千歳(ちとせ)
- 泉大津しおんの娘。漫画好き。
その他[編集]
- 伊波 史郎(いなみ しろう)
- 勇斗の中学からの悪友の男子。
- 千林 甲斐(せんばやし かい)
- 11歳。リコの弟で、エロゲー好き。
- 摂津 琴美(せっつ ことみ)
- みなもの悪友の女子。
- 山田 次郎(やまだ じろう)
- 「月刊マンダッシュ」編集者。連載コンペに参加しないかと勇斗を誘いに来る。
用語一覧[編集]
- ウィンドミル総合学院
- 漫画・声優・ライトノベルといったサブカルチャーを教える学院。現実のアミューズメントメディア総合学院をモデルにしている。
単行本[編集]
ジャンプ・コミックス(集英社)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ 1 | 2014年11月9日(2014年11月4日発売) | ISBN 978-4-08-880261-9 |
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ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ 2 | 2015年3月9日(2015年3月4日発売) | ISBN 978-4-08-880289-3 |
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ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ 3 | 2015年10月8日(2015年10月3日発売) | ISBN 978-4-08-880322-7 |
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