ヤンデレ
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ヤンデレは、「病み」と「デレ」を合わせた造語。キャラクターの性格を現す属性の一つであり、異常な好意から精神的に病んでいる状態を指す。
概要[編集]
「病み」と「デレ」を合わせた言葉ではあるが、学術的に精神的な病気としてあるわけではない。ヤンデレという言葉が広まったのは2005年ごろと言われている。この時期に美少女ゲーム『School Days』やテレビアニメ『SHUFFLE!』が話題となってヤンデレという言葉が広まった。後に『School Days』は、テレビアニメ化されて「Nice boat.」というフレーズと共にヤンデレヒロインとして桂言葉が有名となる。テレビアニメ『SHUFFLE!』では、原作とは違ってヤンデレ風味となった芙蓉楓が空鍋というフレーズと共に、血を見ないヤンデレヒロインとして広まることとなる。以後、こういったヒロインのことをヤンデレと呼ぶようになった。それ以前の緑の悪魔という通称でも呼ばれる『君が望む永遠』の登場人物穂村愛美などは、その時点ではヤンデレとは呼ばれていなかった。
女性同士で強い執着から精神的に病んでいるような状態もヤンデレに含まれる。この場合は、クレイジーサイコレズやヤンレズという言葉で表現される場合が多い。
キャラクター[編集]
ヤンデレと思われるキャラクター
ア行[編集]
- 大倉都子（ときめきメモリアル4）
- ときめきメモリアルシリーズ初のヤンデレキャラクター。
カ行[編集]
- 我妻由乃（未来日記）
- 物語開始当初から、ヤンデレ風味の行為をしているヒロイン。「ヤンデレ界の女王」と呼ばれる事もある[1]。包丁がメインウェポンなのは珍しくない。
- 桂言葉（School days）
- ヤンデレというジャンルを広めた立役者とも呼べるヒロイン。
- 上崎裡沙（アマガミ）
- 主人公に対してストーカー行為を行うため、スト子とも呼ばれる。
タ行[編集]
- ツグミ（M3〜ソノ黒キ鋼〜）
- 姉妹のササメと幼馴染のミナシたちに逃げられて待っても戻ってこなかったことからヤンデレ化。ササメにアカシを奪われたと思い込んでおり、アカシに対しては並々ならぬ好意をぶつけている。
ナ行[編集]
- 野々原渚（ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD）
- 作品内で相手を刺すことがお約束となっており、パロディ作品も存在する。
ハ行[編集]
- 芙蓉楓（SHUFFLE!）
- 空鍋というフレーズと共にヤンデレヒロインの一人として数えられることが多い。
- 穂村愛美（君が望む永遠）
- 彼女のルートでは『君が望む永遠』の中でも主人公に対して異常な執着を見せ、ある意味で殺された方がマシというルートに行きつくことも…。