ヤンキー君と白杖ガール
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『ヤンキー君と白杖ガール』(ヤンキーくんとはくじょうガール)は、うおやまによる日本の4コマ漫画作品。
概要[編集]
ニコニコ静画やマンガハックで公開。『次にくるマンガ大賞』2019年度で第14位に選ばれている。
ストーリー[編集]
ヤンキーとして恐れられていた黒川森生。そんな彼は弱視で白杖を使っている赤座ユキコと出会う。黒川とユキコお互いにひかれあって、影響を与えていくのだった。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 黒川 森生(くろかわ もりお)
- 本作の主人公。18歳の男性。別名「黒ヒョウのモリ」と呼ばれる不良。
- 両親がおらず、周囲からもそのことが原因で奇異の目で見られていた。そして、獅子王と初めて会った時に顔に傷ができて不良に喧嘩を売ったといううわさも広まって、不良になっていった。点字だが、ブロックを歩いていたときに出会ったユキコに惹かれ、一緒にいるようになる。そして、それから自分が一人出なかったことなどき気づいていき、ユキコとの仲も深まっていく。
- 顔の傷もあってバイトをしようとしても断られる日々が続く。だが、レンタルDVDショップでおばあちゃんたち相手に親切にしているのを見た獅子王によって雇われた。
- 赤座 ユキコ(あかざ ユキコ)
- 16歳の女性。盲学校高等部2年。光は感じて色はボンヤリ分かるくらいの弱視。
- ある日、出会った森生に懐かれて一緒に行動するようになる。映画館での初デートからは、森生が近くにいると感じていた不安がなくなっていく。
- 映画は好きだが、弱視ということもあって一人ではなかなか行けず、音声ガイドのある映画しか見られない。
森生とユキコの関係者[編集]
- 金沢 獅子王(かねざわ ししお)
- 26歳の男性。森生のライバル。
- レンタルDVDショップに就職して、店長になる。森生が目が不自由な客層を開拓した姿を見て、森生を店に雇っている。
- 同性愛者であり、そのことが原因で孤独感を抱いていた。両親にそのことを打ち明けられずにいたとき、森生の顔に誤って傷をつけてしまう。それからは、森生を一人にしない意味も込めて森生に勝負を挑んでいた。森生がユキコとのことで悩んでいたときには、森生が一人ではないことをさとし、背中を押している。森生に対して好意を抱いていたが、ユキコと森生の仲を祝福している。
- 花男(はなお)
- 森生の子分。森生のことを放っておけないと一緒にいる。
- 橙野 ハチ子(とうの はちこ)
- 森生の子分。女子高に通っている。森生に貰ったヘッドフォンを大切にしている。
- 小さい頃に芸能人として活動していた。しかし、そのことで周囲から距離を置かれてしまう。中学の時にそのことで絡まれていたところを助けられてからは森生のことが大好きになる。だが、森生がユキコに惹かれたことで、ユキコに嫉妬。だが、ユキコは自分のことを分かって欲しいとハチ子と二人きりで話す場を設けてくる。そして、ユキコとお互いに分かり合い、ユキコと森生の仲を応援するのだった。
- 赤座 イズミ(あかざ イズミ)
- ユキコの姉。ユキコと二人暮らしの大学2年生。
- 当初は森生のことを快く思っておらず、ユキコの関係についてもよく思っていなかったが、ユキコに私のことを見てと言われる。そうして、森生によって変わったユキコのことを見て、森生に感謝する。
- 紫村 空(しむら そら)
- ユキコの盲学校の友人の女性。17歳。
- 青野 陽太(あおの ようた)
- ユキコの通う盲学校の生徒。17歳の男性。
その他[編集]
- 桃田(ももた)
- 獅子王が店長をしているレンタルDVDショップのバイト。
- オトメ
- 獅子王の祖母。
- 水谷 陽香(みずたに はるか)
- 服屋の新人ショップ店員。仕事に対して自信を無くしていたが、ユキコの接客をして自信を取り戻す。
- 藍沢 光一郎(あいざわ こういちろう)
- 55際の男性。ユキコとのバスの出来事でほっこりする。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2019年1月23日(2019年1月23日発売) | ISBN 978-4-04-065485-0 |
| |||
2 | 2019年6月22日(2019年6月22日発売) | ISBN 978-4-04-065831-5 |
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脚注[編集]