メジロ牧場
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メジロ牧場(メジロぼくじょう)は、2011年まで北海道虻田郡洞爺湖町に所在した競走馬生産牧場。生産馬は基本的に牧場や関連会社のメジロ商事、創業者一族個人の名義でレースに出走させる、いわゆるオーナーブリーダーであった。
歴史[編集]
1967年に建設会社・北野組社長で、馬主としても活動していた北野豊吉が北海道伊達市の髙橋農場から敷地を一部譲り受けて開場。創設者の方針で長距離馬指向の育成に力を入れており、「長距離のメジロ」として知られていた。また生産年度毎に決められた1つのテーマに沿って馬名を付けていたことでも有名。
この他、種牡馬は内国産もしくは自家生産を重用し、メジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーンの父子三代天皇賞制覇という日本競馬史における偉業を達成している。
しかし2000年代に入って生産馬の成績が低迷し、重賞勝利も2006年を最後に遠ざかり、2011年5月に閉鎖。同時に馬主業からも撤退した。撤退後、牧場名義で所有していた競走馬は専務取締役の岩崎伸道に譲渡され、牧場資産はレイクヴィラファームへと引き継がれた。