マーケットブリーダーとは、競走馬生産牧場・生産者の形態の一つで、生産した競走馬を牧場代表者個人・牧場法人が所有せず、市場で売却することを主な目的とする生産者である。
牧場代表者個人・牧場法人が競馬主催団体へ馬主として登録し、生産者と競走馬主が同一のオーナーブリーダーとは対になる存在。
生産された馬は1歳頃からセリや庭先取引などで売られていく。牡馬は殆どが競走デビューを果たすが、気性難や虚弱などによってデビューできずに処分されてしまう事例もあると言われる。一方牝馬はデビューできなくとも良血であれば生産牧場へ繁殖牝馬として戻ってくることができる。