マチカネイワシミズ
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この記事は「旧馬齢表記」が採用されており、国際的な表記法や2001年以降の日本国内の表記とは異なっています。詳しくはwp:ja:馬齢#日本における馬齢表記を参照してください。 |
マチカネイワシミズ(Machikane Iwashimizu、1983年5月20日 - 不明)は、日本の競走馬・種牡馬である。
来歴[編集]
全兄(両親ともに同じ)に1977年皐月賞馬のハードバージがおり、その素質は期待されていた。しかしデビューを予定していた3歳12月の新馬戦が右肩跛行で発走除外となり、デビューはクラシック戦線の始まった4歳4月まで遅れ、条件戦を3連勝して無敗でクラシック菊花賞に挑むも、重賞初挑戦でメジロデュレンの7着。続いて阪神大賞典ではアタマ差2着に入るも、骨膜炎発症により引退した。
引退後、過酷な使役によって早逝した兄ハードバージの後継種牡馬として血統を期待されて種牡馬入りする事が出来たが、生産牧場の反応は芳しくなかった。競馬評論家の白井透が
種付料を無料にしてはどうか
と提案。これを受け入れた種馬場はマチカネイワシミズの種付料を無料に設定。2年で100頭に満たない種付け頭数であったが、初年度産駒のうち11頭が中央で勝利している。しかし目立った活躍馬は出ず、1995年に種牡馬を引退。当て馬となったが、その後の行方は知られていない。
なおこの種付け料無料エピソードはゲームダービースタリオンにも反映されており、特にダビスタⅢではオオシマナギサかタケノマジックとマチカネイワシミズを配合すると危険な配合ながら資金の苦しい序盤に強い産駒が手に入ると噂が広まり、ゲームオーバーに怯える子供達の救世主になったという。