マスク狩り

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マスク狩り(ますくがり)とは、ゆでたまご漫画作品、キン肉マンのタッグチーム、ヘル・ミッショネルズの行った、対戦相手のマスクを技で奪い取る行為である。奪ったマスクはネプチューンマンコレクションとされた。

概要[編集]

対戦相手のマスクを奪い取る行為自体は「キン肉マン」の作品中でも存在した。超人オリンピック決勝戦で、ロビンマスクにフォールされたキン肉マンが苦し紛れにロビンマスクのマスクを剥いだこと、次の超人オリンピックでは、お互いがマスクマンだとわかったキン肉マンとウォーズマンが、敗れた選手がマスクを剥ぐことを公約にしたこと、7人の悪魔超人編では、悪魔超人らがキン肉マンのマスクを剥ごうとしたことなどがある。しかし、明確に対戦相手のマスクを奪い取る目的をもって登場したのはヘル・ミッショネルズが最初であった。

マスク狩りの目的[編集]

完璧超人の首領、ネプチューンマンの考え方は、マスクはもともと、実力者のみが着用することを許されるものであった。しかし、最近の風潮では弱い者が強く見せようとしたり、醜い顔を隠すためにマスクを着用するようになった。そのような忌まわしいことを許さないネプチューンマンは対戦相手のマスクを奪い取り、自分のマントに奪い取ったマスクをつけてコレクションとした。クロス・ボンバーによって狩られたマスクは宙を飛び、ネプチューンマンのマントに落ちた。

マスク狩りの推移[編集]

宇宙タッグマッチトーナメント選手権に出場した超人師弟コンビウォーズマンロビンマスクのマスクをクロス・ボンバーで奪ったのが作品での初出である。次にターゲットになったのは、マッスル・ブラザーズに敗れたはぐれ悪魔コンビアシュラマンで、冷徹、冷酷、冷血の三面が奪われた。さらに、ヘル・ミッショネルズと対戦したモンゴルマンもマスク狩りによってマスクが奪われ、正体がラーメンマンと公にされた。そして決勝戦で対戦したマッスル・ブラザーズのキン肉マン・グレートのマスクが奪われ、その正体がプリンス・カメハメと入れ替わったテリーマンだと公にされた。

犯罪行為[編集]

新型コロナウイルスの蔓延により、多くの人がマスクをするようになると、なんらかの目的をもってそのマスクを奪い取る行為をネット上で「マスク狩り」と呼ぶようになった。もちろん、この行為は犯罪に該当し、行った者はによって処罰される。