ボウガン

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ボウガンとは、株式会社ボウガン製のクロスボウを指す和製英語である。

概要[編集]

和製英語であり外国では全く通用しない。株式会社ボウガン以外のメーカーのクロスボウのことをボウガンと呼ぶのは間違いであるが、報道機関もこのことを正しく認識していない。

特徴[編集]

弦を引くのに必要なフットレバーが取り付けられておらず、弦を引くのが苦痛である。本体の後端を腰の骨に当てて弓を引くことになる。取り扱い説明書には、腹に当てて引くと書いてあり、取り扱い説明書の通りに腹に当てて80ポンド~100ポンドもある弓を引いたら内蔵を痛めることになりかねない。リアサイトが安全装置を兼ねているため、リアサイトに強い力が掛かり照準に悪影響を与える可能性がある。これは明らかな設計ミスである。また、安全装置は確実に機能しない。安全装置が正常に機能した場合であっても矢は弦に少々押されて数メートルくらい飛んでしまう。安全装置が弦を確り固定できなかった場合、矢は猛スピードで発射されることになる。プレス加工された鉄製パーツは良くできているのだが、木製の本体の仕上げは雑で、これでも日本製なのか? というレベルである。

弓の着脱を容易にしようという配慮からか、弓を蝶ネジ一本で固定するタイプもあり、そのタイプはアルミ合金製の弓に鉄の留め具が直に当たるため、弓が金属疲労を起こしやすく寿命が短い。リアサイトの調整範囲が狭く、40メートル以上離れた的を狙うことは困難である。

値段も高い。特に矢が一本で1000円以上というのはボッタクリである。

登場する作品[編集]

マッドマックス2で、製油所のリーダーが射たれるときに使われたのは株式会社ボウガン製のM1100タイプのように見えるが定かでない。

良くある誤解[編集]

マスコミが、クロスボウ(ボウガン)のことをしばしば「洋弓」とか「洋弓銃」とか「弓銃」と呼ぶことがあるが、完全に間違いである。クロスボウは洋弓(アーチェリー)とは全く別のタイプの弓である。また、弓の一種であって銃ではないのである。

ボウガンとは株式会社ボウガン製のクロスボウのみを差す和製英語であり、他のクロスボウメーカーが製造したクロスボウや、中世のクロスボウや手製のクロスボウのことをボウガンと呼ぶのは間違いである。尚、ボウガンのことをクロスボウと呼んでも間違いではない。