ベルイ・ザムコヒアン
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ベルイ・ザムコヒアン(Berj Zamkochian, 1929年4月20日 - 2004年2月23日)[1]は、アメリカのオルガン奏者。[2]
ボストンの出身。ニューイングランド音楽院でジョージ・ファクソンにオルガンを師事[3]し、卒業後は同音楽院でオルガンを講じた。24歳の時にボストン・シンフォニー・ホールでリサイタルを開いてオルガン奏者としてデビュー。1957年にはボストン交響楽団にオルガン奏者として登用され、パリで開催された第3回世界宗教音楽会議[4]でオルガン奏者のアメリカ代表として参加。ジョン・F・ケネディ・センターやリンカーン・センターの落成時やウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの完成時にはオルガン・リサイタルを開いた。1965年にはソビエト連邦に演奏旅行に出かけ、ソビエト連邦を初めて訪問したアメリカのオルガン奏者となった。その後、アメリカ大統領、英国王室や日本の皇室のためにも演奏し、ローマ教皇パウロ6世の御前演奏も行った。1970年には世界各地のアルメニア教会にオルガンを建造するための基金を設立。2003年の教皇ヨハネ・パウロ2世の御前演奏が生涯最後の演奏となった。[5]
ボストンにて没。
脚注[編集]
- ↑ アーカイブ 2021年11月25日 - ウェイバックマシン
- ↑ “Berj Zamkochian | Music of Armenia”. 2021年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月26日確認。
- ↑ アーカイブ 2021年11月25日 - ウェイバックマシン
- ↑ アーカイブ 2021年11月26日 - ウェイバックマシン
- ↑ Anderson, Martin (2005年11月13日). “Berj Zamkochian”. International Centre for Suppressed Music, Online Journal. オリジナルの2021年11月26日時点によるアーカイブ。 2021年11月26日閲覧。