ヘルヴィヒ・ツァック

ヘルヴィヒ・ツァック（Herwig Zack, 1954年7月6日 - ）は、ドイツのヴァイオリン奏者。

フランクフルト・アム・マイン出身。５歳の頃からヴァイオリンを始め、1968年からカール＝アルブレヒト・ヘルマンにヴァイオリンを師事。1972年から1976年までドイツ連邦青少年管弦楽団に所属。1974年にはフランクフルト音楽大学に進学し、ヘルマンとエディト・パイネマンの各氏にヴァイオリンを学んだ。また、マックス・ロスタルのレッスンも受けた。1978年に音楽大学を卒業後、程なくしてアメリカのインディアナ大学に留学し、1981年までジョゼフ・ギンゴルドの許でヴァイオリンの腕を磨いた。また、ジェルジ・シェベック、メヘナム・プレスラー、ヤーノシュ・シュタルケルやジェルジ・ヤンツェルらに室内楽を学んだ。1982年から1995年までシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターを務め、1995年からヴュルツブルク音楽大学で教鞭を執る。1996年から2000年までスペインのガリシア交響楽団のコンサートマスターであった。