ヘビ貿易
『ヘビ貿易』(へびぼうえき)は、MIDORIKAWAにより制作され2019年4月30日にRPGアツマールにて公開されたローグライク風のロールプレイングゲームである。ゲームアツマールでは殿堂入りゲームの一つであり、総プレイ数は330万回を突破している(2022年11月19日現在)。2021年12月にはぬか漬けパリピマンによりアプリ版が代理リリースされた。
概要[編集]
主人公のヘビを操作し、砂漠で水や工具などを売り買いしていくゲーム。明確な終わりやエンディングなどがなく、冒険によって終着点はさまざま。敵やトラップなどによりHPが0になったり、脱皮(このゲームでは自らGAME OVERになる行為)をするとその冒険は終わりを迎える。ただし、ゲームの終わりではない。GAME OVERになる前に手に入れた資材、鉱石や持っていた所持金の100分の1を総資産として倉庫に貯蓄できる[注 1]。貯蓄した資材を消費して、次の冒険を有利にする建設でさまざまな施設を設置できる(例:最大HPが11からスタート)。ほとんどの戦闘やギミックの使用は2クリック程度で終わらせることができるものがほとんどで、戦闘画面やイベントなどは存在しない(選択肢が表示されるだけであり、画面が切り替わることはない)。また、進行度というシステムがあり、マップ移動をする毎に基本1ずつ進行度が増えていく。進行度が一定を超えると先に進めないマップにたどり着くことがあり、そこが冒険の終着点となることが多い。
主にノーマルモードとHARDモードに分かれており、一定以上の総資産を貯めないとHARDモードを選択することはできない。ノーマルモードではある程度決められたマップ移動をするが、HARDモードでは一部のマップ[注 2]を除けばランダムに様々なマップに飛ばされ、進行度が30を超えるまで、様々なマップを旅する事ができる。また、「オークション」というミニゲームもあり、倉庫に貯めていた資材を出品し総資産に変えることができる。
NPCのセリフが凝っていることもこのゲームの特徴の一つであり、その中の「どう最近?」というセリフはファンの中では有名である。