ブラックボックス (航空)
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ブラックボックスとは、フライトデータレコーダー (FDR) と旅客機のコックピットボイスレコーダー (CVR) の通称である。
概要[編集]
フライトレコーダー[編集]
フライトレコーダーは飛行記録装置という。航空機の高度や速度、エンジン出力、電気系統の状況など飛行中のデーターを時刻と共に自動的に記録する。
ボイスレコーダー[編集]
ボイスレコーダーは音声記録装置であり、操縦室の会話や管制官との通信などを録音する装置である。
ブラックボックス[編集]
フライトレコーダーやボイスレコーダーは航空機の墜落による衝撃や火災に耐えられるよう、金属製の箱に収納されている。これをブラックボックスといい、発見しやすいように赤やオレンジで塗装されているのが一般的である。現在では両方の機能を併せ持つ記録装置も普及されている。
関連項目[編集]
- ブラックボックス - 原義の概念
- 運輸安全委員会 - 日本における解析機関。2008年10月に航空・鉄道事故調査委員会から改組
- 東京航空計器 - FDR等を製造する
- ボイスレコーダー
- イベントデータレコーダー(ドライブレコーダー)- とりわけ韓国語では、ドラレコのことを指してブラックボックスと呼んでいる。