フォーラム90s
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フォーラム90s(フォーラム ナインティーンズ)は、かつて存在した市民組織。
概要[編集]
東欧民主化をきっかけとして、左翼系の学者や文化人、市民運動家が討論を通して世界や日本のあり方を考えようと、1990年12月9日に発足させた。発起人はいいだもも、塩川喜信、廣松渉、平田清明、降旗節雄ら540人。発会フォーラムには約700人が集まった[1][2]。
機関誌の発行、各種研究会、集会、シンポジウム、講演、討論の開催などの活動が行われた。機関誌『フォーラム90s』は1992年5月に『月刊フォーラム』と改称、社会評論社が版元となった(97年12月に廃刊)[3][4]。
1998年に解散[5]。後継団体として「アソシエ21」と「オルタ・フォーラムQ」が立ち上げられた。
出典[編集]
- ↑ 「日本の進路考える「フォーラム90s」発足」『朝日新聞』1990年12月10日付朝刊
- ↑ 「市民の自主的な広場(深海流)」『朝日新聞』1990年12月14日付夕刊
- ↑ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|フォーラム90's、2016年12月18日閲覧。
- ↑ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|月刊フォーラム、2016年12月18日閲覧。
- ↑ フォーラム90s・総会で解散を承認・古い枠組みからの脱却にむけて、MELT(旧第四インターナショナル日本支部再建準備グループ)、2016年12月17日閲覧。
外部リンク[編集]
- 加藤哲郎. “フォーラム型運動の21世紀へ”. フォーラム90s『ニューズレター』最終号(1999年3月)