ファーレンハイト温度

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ファーレンハイト温度(ファーレンハイトおんど)は、セルシウス温度に1.8を乗じて32を加えたものとして定義される温度

概要[編集]

融点が32度、沸点が212度になるように定め、この間を180等分した温度の単位である。
華氏温度(かしおんど)あるいはカ氏温度(カしおんど)と呼ばれ、単位記号は「°F」であり、単に「F」や「°」とするのは誤りである。ただし、現在においてはファーレンハイト温度はセルシウス温度に1.8(100分の180)を乗じて32を加えたものとして定義されるため、実際には水の沸点、融点はそれぞれ212°F、32°Fから若干ずれている。
なお、厳密には「ファーレンハイト温度」とは量の名前であり、「°F」という単位のことはファーレンハイト度(ファーレンハイトど)というが、一般的には区別されずに使われる。現在では、ほぼアメリカ合衆国のみで使用されている。