ヒブナ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ヒブナ(緋鮒)とは、フナの突然変異個体の事である。

概要[編集]

体色がオレンジ色である。生態は普通の鮒と同じ。

金魚の原種は、Carassius auratusがヒブナ化した個体である[1]

春採湖には、ヒブナが生息しており、昭和12年に国の天然記念物に指定された。北海道レッドリストには地域個体群として掲載されている。このヒブナは、ギンブナが突然変異を起こし、その個体が交雑し増えたと言われていた。然し、京都大学釧路市立博物館などによる研究によって、100年前に放流されたキンギョがギンブナと交雑して、生まれたとされる。

出典[編集]

  1. Shu-Yan Wang; Jing Luo; Robert W. Murphy; Shi-Fang Wu; Chun-Ling Zhu; Yun Gao; Ya-Ping Zhang (2013). “Origin of Chinese Goldfish and Sequential Loss of Genetic Diversity Accompanies New Breeds”. PLOS ONE 2013 (3). doi:10.1371/journal.pone.0059571.