パ行言葉
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パ行言葉は、文章の各音節をパ行に置き換えることで発音を従来の物と変え、特殊な効果を狙う言葉遊びの一種。
概要[編集]
- こんにちは → ぽんぴぴぱ
- お疲れさまでした。お先に失礼します。 → ぽぷぱぺぱぱぺぴぱ。ぽぱぴぴぴぷぺぴぴぱぷ。
このように母音は同じままで、パ行に言い換える言葉遊びである。
1983年頃にお笑いトリオの怪物ランドが始めたが、なぜか同時期にテレビ朝日系列のバラエティ番組『爆笑!!ドットスタジオ』で高見山のはとこの「カレオ」という男性が披露したため、どちらが元祖なのかは決めづらい。なお怪物ランドは「バ行言葉」も開発し、発音だけで汚らしい言葉としてギャグに使っている。
別物[編集]
上記は「ぱ行に置換する」言葉遊びであるが、「ぱ行の文字を追加する」別物もある。
- さようなら、またね → さぱよぽうぷなぱらぱ、まぱたぱねぺ
1990年代初め頃(?)に女子高生の間でブームとなった。NHKのバラエティ番組から広まったと思われる。
ちなみに、このように余計な文字を差し込む言葉遊びは「入れ詞(いれことば)」といい、古くは江戸時代から行われている。「パ行」よりは「バ行」を差し込むほうがメジャーであり、俗に「バビ語」という。バビ語は1970年代に、花の中三トリオ(森昌子・桜田淳子・山口百恵)が考案して広まったものであるという。