パブリックドメイン
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パブリックドメイン (Publicdomain)とは、著作権の保護期間が過ぎた、著作権が放棄された等、何らかの理由で著作権が発生しておらず、公衆の自由利用が出来る様になった状態の事である。
概要[編集]
著作者の死亡した翌年の1月1日より、日本では死後70年になるとパブリックドメインになる。この為、1月1日は「パブリックドメインの日」とされる。死後何年で著作権が切れるかは国により異なり、ある国ではパブリックドメイン状態であるが、別のまたある国は著作権がまだ残っている状態になっている事も多い。
共同著作物の場合は、最後に死亡した人物基準に加算される。
著作権を有するのは人間のみであり、動物の芸術品(例えば:サルが撮影した写真)もパブリックドメインとなる。
クリエイティブ・コモンズでは[編集]
クリエイティブ・コモンズには、パブリックドメインに関するライセンスが2つ存在する。
- CO0
- 著作権などの権利を破棄し、パブリックドメインに出来る。
- PDM
- もう既に著作権が切れ、パブリックドメインになっているものに付与される。
パブリックドメインになった作品の利用[編集]
パブリックドメインになった作成を収集するサイト・プロジェクトが存在する。
- 青空文庫
- 非営利で運営されているインターネット図書館。
- パブリックドメイン状態の小説や詩歌等を収集している。
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 国営のアーカイブサイト。
- 戦前の資料や著作権が切れていない廃盤の書籍が閲覧出来る。
- プロジェクト・グーテンベルク
- アメリカ著作権法下でパブリックドメインとなった名作を掲載している電子図書館。
- プロジェクト杉田玄白
- 翻訳版青空文庫。