ハンドスピナー
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ハンドスピナーとは、ただ回すだけの玩具である。フィジェットスピナーと呼ばれることもある。
概要[編集]
特許自体はアメリカで1997年に出願されており、重症筋無力症と呼ばれる、筋力の低下などを引き起こす病気の患者のために考案されたとされる。その後、なぜか2016年に爆発的に流行した。ハンドスピナーをはじめとし、スイッチやボタンがたくさんついた「フィジェットキューブ」や無限キューブとも呼ばれる「インフィニティキューブ」などを総括して「フィジェットトイ」として一世を風靡した。 なお、当然回すだけの玩具であることから次第に飽きる人は増え、翌年末にはブームも終息した。
構造[編集]
様々な形状があるものの、回転の中心にボールベアリング、外周にウエイト、ボールベアリングを挟み込むグリップ(取っ手)が共通した構造である。
遊び方[編集]
指に挟んで回すか、机などの平らなところで回して眺めるのが基本の遊び方。エアダスターなどで高回転にさせる場合もあるが危険を伴う。回転時間を競うこともあり、ボールベアリングを日本製の良いものに交換したり、ボールベアリングの脱脂や粘度の低いオイルに交換するなどの手法がある。
なお、自作したハンドスピナーを真空状態で回し、数時間回転させた動画がニコニコ動画に投稿されている。
価格[編集]
100円ショップに売られているものから、数千円する高級品まで幅広い。 Amazonなどで売られているものは1000円前後~3000円程度が多い。
形状[編集]
シンプルな三角形のものからキューブ型、歯車型など、さまざまな種類がある。
その他[編集]
Googleで「ハンドスピナー」と調べるとブラウザ上でハンドスピナーができる。