ニコライ・チェルニロフスキー＝ソコル

1900年代撮影

ニコライ・イワノビッチ・チェルニロフスキー＝ソコル（ロシア語: Николай Иванович Черниловский-Сокол、1881年8月27日 - 1936年11月26日）は、ロシア帝国、ウクライナ人民共和国、極東共和国の軍人。

生涯

ロシア帝国下のキエフにて、第6工兵大隊所属の将校イワン・チェルニロフスキー＝ソコルの息子として生まれる。

1901年に優秀な成績で海軍士官学校卒業後、士官候補生(ロシア)にてバルチック艦隊に配属される。

同年7月19日から2ヶ月間、ヴァリャーグにて監視役を務める。

1905年4月から中尉になり、1909年に上級中尉として聖スタニスラウス勲章を授与される。

第一次世界大戦の際は、パーミャチ・メルクーリヤの上級士官として参加し、1917年8月、黒海航空師団長に任命される。

1918年4月29日、セヴァストポリに進軍するドイツ帝国軍の指揮下に置かれる。彼はウクライナ人民共和国の支持者だったので、黒海艦隊から中央ラーダの国会議員に任命され、パウロー・スコロパードシクィイからウクライナ国海軍少将に昇進する。

その後はシベリアに向かい、コルチャークの臨時全ロシア政府と合流し、1919年9月、少将の階級で極東艦隊に勤務し始める。(1921年のクーデターで予備役に降ろされるまで)

1922年以来、極東共和国人民海軍の司令官に就任。その後は中国に亡命する。彼は1936年11月26日に亡くなり、天津市に埋葬される。