ナリユキまかせの天狗道

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ナリユキまかせの天狗道』(ナリユキまかせのてんぐみち、Nariyuki Makaseno Tengu Michi)は、弐篠重太郎による日本漫画作品

概要[編集]

電撃大王ジェネシス』2012 Vol.4から2012 Vol.6まで連載。その後、『電撃大王WEBコミック』にて配信されている。

ストーリー[編集]

天乃成行は、木っ端天狗にならないために天狗の面を使って善行を積む日々を送る。そんな中、愛良綱屋次郎姫が天狗の面を奪いに来る。

登場キャラクター[編集]

人間[編集]

天乃 成行(あまの なりゆき)
本作の主人公。下宿アパート「天居荘(あまいそう)」に住んでいる。幼いころに山で迷子になったところ、天狗の面をつけて戻ってくる。煩悩まみれな性格で、煩悩を力に天狗の面の力を引き出して善行を積むことになる。善行を積み終わらずに面を手放すと木っ端天狗になってしまうため、天狗の面を取りに来た次郎から面を取られないようにする日々を送ることになる。
小さいころに次郎と会っており、そのときに面子勝負で勝ったことによって天狗の面を渡されている。
日輪の天狗面(にちりんのてんぐめん)
成行が幼いころに身につけることになってしまった天狗の面。自称「人間の欲望の念を天狗力へと変えて天狗道具を使う力を与える正義の面」。これを持ったものは善行を積まなければならず、善行を積み終えずに手放すと呪いの勢いが増して木っ端天狗になってしまう。
紋花(あやか)
成行の従姉妹。成行の持つ天狗の面を利用して「あやかし研究会」として依頼を受けてお金を集めている。
貧乳でそのことを気にしている。
成行の父親
下宿アパート「天居荘(あまいそう)」の管理人で妖怪マニア。
山田(やまだ)
「あやかし研究会」に在籍していつもいる。眼鏡をかけている男子。
シノヤマ
写真部部長。カメラの化け物の騒動の解決を「あやかし研究会」に依頼する。
ワタナベ
新聞部部長。カメラの化け物の騒動の解決を「あやかし研究会」に依頼する。
鬼塚(おにづか)
下宿アパート「天居荘(あまいそう)」の住人。

天狗[編集]

愛良綱屋次郎姫(あらづなやじろうひめ)
通称「次郎」。本とお風呂が好き。巨乳。父親に言われて、成行の持つ天狗の面を取りにやってくる。傲慢と言われると微妙に傷ついたりする。
下宿アパート「天居荘(あまいそう)」に住んで、天狗の面を奪取するように行動することになる。
幼いころに成行と会っており、そのときに面子勝負で負けて天狗の面を渡している。そのため、面子勝負にはこだわりがあり、今では面子の実力をつけている。
愛良綱屋三郎姫(あらづなやさぶろうひめ)
通称「三ちゃん(さんちゃん)」。次郎の妹。
愛良綱屋御敦坊(あらづなやおとんぼう)
次郎の父親。天狗の面を取り返すように次郎に命じる。
愛良綱屋太郎姫(あらづなやたろうひめ)
次郎の姉。天狗道具いじりをして妙なものを開発している。
嘉弥山桜花(かみやまおうか)
武闘派の狗賓。第6話より、成行の持つ天狗の面を狙って襲撃してくる。成行のクラスに転入する。
月輪(がちりん)
狗賓の面。付喪神を生み出す。

妖怪[編集]

カメラの化け物
新聞部で使われていたカメラで他人の恥ずかしい姿を撮影してバラまいていた。「セミヌードフラッシュ」によって相手を下着姿にすることができる。

単行本[編集]

電撃コミックスNEXTKADOKAWA)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
ナリユキまかせの天狗道 1 2013年12月21日(2013年12月21日発売) ISBN 978-4-04-866153-9
  • 第1話 青少年と天狗のおねーさんの巻
  • 第2話 怪奇!セミヌードフラッシュの巻
  • 第3話 次郎さんワクワクするの巻
  • 第4話 時をかける面子勝負の巻
  • 第5話 紋花策に溺れるの巻
  • 第6話 下乳と書いて狗賓と読むの巻

外部リンク[編集]