ドッジボール
ドッジボールとは球技(ボール遊び)の一種、または2004年に公開されたアメリカ合衆国の映画である。
概要[編集]
広場や屋内運動場(体育館)に長方形に線を敷き、それを中央で2分する。2チームに分かれ、まず各チームから1名が外野として相手チームのコートの外側に立つ。
それ以外のメンバーは内野としてコートの中に入り、バレーボール、またはそれと同程度の大きさのボールを投げあい、相手チームのメンバーの体にボールを当てる。ボールを当てられた相手チームの内野は外野となり、外野は内野にボールを当てる事で内野に復帰できる。最終的に相手チームの内野全員を外野送りにするか、内野として残った人数の多いチームが勝ちとなる。ボールが頭部に当たった場合とボールを落とさずに受け止めた場合は外野にならなくても良い。
以上のルールは一例で、ローカルルールや変形ルールも多く存在する。一例として
- 最初は外野ゼロ人でスタートする
- 外野は内野にボールを当てても内野に戻れない(外野の人数がどんどん増えていく)
- 外野を置かずに内野だけでゲームを行い、ボールを当てられたらゲームから離脱し、以降関わることが出来ない(バトル・ロワイアル方式)
- 外野が内野に復帰するかしないかを決めることが出来る
- ボールを持ってから投げるまでに短い時間制限を設ける
- ボールを持って動いて良い歩数に制限をかける
などがある。
小学校の休み時間の遊びやクラスのレクリエーション、1学年に複数のクラスを持つ学校のクラスマッチの定番。わざと当てられに行ってさっさと外野に出る者、必死に逃げ回って生き残ろうとする者と個性が見受けられる。一方でドッジボールに使うボールは硬いものが多く、当てられると痛い事からいじめの加害者がいじめている相手を執拗に狙うという事例も存在する。
映画『ドッジボール』[編集]
原題:Dodgeball: A True Underdog Story
ジャンル:コメディ
小さなスポーツジムがライバルの大手スポーツジムに買収されそうになり、1ヶ月以内に5万ドルを支払うことで買収を回避できると知ったオーナーとその仲間たちが優勝すると多額の賞金がもらえる全米ドッジボール大会に出場し、優勝を目指すというコメディ映画。
俳優のチャック・ノリスとサイクルロードレーサーのランス・アームストロングがカメオ出演している。