トイザらス
ナビゲーションに移動
検索に移動
トイザらス(英語:ToysRUs)は、アメリカ合衆国に本社を置くおもちゃ販売の最大手企業だった。1948年創業、2018年廃業。2012年より赤字が続いていた。
歴史[編集]
1948年、アメリカ合衆国ワシントン州で創業。元々は子供用家具および子供用品の販売店内のいちコーナーから出発した。
1989年に日本法人が誕生、1991年茨城県に日本1号店が出店して日本上陸を果たす。
2012年ごろからAmazonなどのインターネット通信販売やウォルマートなどの大型量販店による安値攻撃に耐え切れず業績不振に陥り、2017年9月18日に倒産した。
全世界の既存店舗はそれまで通りの販売営業を続けていたものの、既存店舗の閉店は段階的に進められており、最終的には2018年3月14日に日本店舗も含む残る全800店舗以上の閉鎖が発表され、アメリカ国内だけでも約3万3,000人の失業者を生み出すこととなった。
負債総額は正確には不明ながら、2012年以降の経済損失は最低25億ドル(約2,600億円)以上、2017年の倒産時点で約50億ドル(約5,200億円)、更に返済に関する諸経費で年間4億ドルを費やしていた。
なお日本法人である日本トイザらス株式会社は(今のところ)この影響を受けておらず、生きながらえている。
参考文献[編集]
- “米トイザらス、国内の全店舗を閉鎖 海外も閉店の見通し”. CNN. (2018年3月15日)