ディア・ハンター

『ディア・ハンター』（英:The Deer Hunter）は、1978年のアメリカ映画である。監督はマイケル・チミノ、主演はロバート・デ・ニーロ。

ベトナム戦争の映画であるが、登場人物はロシア系アメリカ人という異色のアメリカ映画である。

概要[編集]

鹿狩りが趣味のロシア系移民の子孫たちが徴兵されベトナムに送られる。

登場人物たちは粗暴で喧嘩っ早く、仕留めた鹿をボンネットに乗せて持ち帰るなど、大雑把で繊細さに欠けている。これはアメリカで考えられているロシア人の性質をやや誇張して表現したものである。

BGMにはロシア民謡が使われたり、教会はプロテスタントでもカトリックでもなくロシア正教であるなど、アメリカ映画なのにロシアっぽい雰囲気の映画である。