テレホンカード
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テレホンカードは、公衆電話で利用されていたプリペイドカードである。
概要[編集]
携帯電話が普及する前、家庭外での電話の主流だった公衆電話は100円玉と10円玉しか使えず、特に黄電話で使えた100円玉はお釣りが出ずに、電電公社民営化後も、釣銭支払い機構増設を拒否って、ぼったくり、不便を強いられる状況であった。
そこに緑電話でかけられる度数カウントのテレホンカードが登場して事情は一変した。私たちは100円玉お釣りが出ない問題から解放されたのである。
といっても例えば東京から北海道に電話する場合、恐ろしい勢いでカードが減るので、大量のストックが必要になる状況は何も変わらなかったのである。
そうした状況をいくらか解消できる高額のテレホンカードも発売されたが、今度は、高速道路のハイウェイカードや鉄道系のイオカード、スルッとKANSAIなどと共に偽造カードの氾濫に悩まされた。
余談[編集]
- 珍しいデザインで未使用のテレホンカードは高い値段が付く。もし、現在集めている人がいればの話である。今の相場は知らん。
- JR系(当時)の新電電会社の日本テレコム(現・ソフトバンクテレコム)は、クレジットカードでの支払いが可能な公衆電話を新幹線駅などに設置したが、知名度は低かった。