チート
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チートとは、本来は「ずる」の同義語である。日本国内では、行動経済学・ミクロ経済学の分野においても一般的になりつつある。
SMORC[編集]
「シンプルな合理的犯罪モデル」(Simple Model Of Rational Crime)という仮説がある。この仮説によると、ゲーム理論における「ロビンソン・クルーソー的な」行動をするはずだが、実際にはそうではない。ティム・ハーバートが著書『人は意外に合理的』で述べているように、「経済的合理性」よりも上位の合理性に従っているらしい。
概要[編集]
麻雀などではイカサマとされたりしたが、現在ではコンピュータゲームにおいてそのコードをいじったりすることをいう。かつては「パッチをあてる」などと云われた。かつての8bitCPUの時代だったらROM 内の 8KBくらい解析すれば済んだのだが、いまどきはROM領域がデカいので解析は無理であるため、ほぼ開発者向けのパラーメータ調整機能である。
ほとんどのゲームの場合では「悪用」とされるが、Minecraftなどの一部のゲームではチートを使う権限を与えたりすることができる。
そのためチーター(=チートを行う者)は必ずしも悪いわけではない。
関連項目[編集]
- ハッキング - ときに逆アセンブルなどによってリバース・エンジニアリングを用いて、「どこで何をやっていて、どこにどういう値を格納しているか」などを調べること。ただし、実行時にチェックサムなどを調べて、「ハックされていたら足を引っ張る」とかいったルーチンが仕込まれているかもしれないから要注意。
脚注[編集]
関連作品[編集]
- 夏原 武(原案)/甲斐谷 忍(作画)『カモのネギには毒がある ― 加茂教授の人間経済学講義』(集英社)
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- ダン・アリエリー著/櫻井裕子訳『ずる ― 嘘とごまかしの行動経済学』(早川書房。2012)