チューズデイ・ウェルド
チューズデイ・ウェルド(Tuesday Weld、1943年8月27日 - )は、引退した米国の女優である。本名: Susan Ker Weld。子役からはじめ、1950年代には成熟した女性を演じた。1960年にゴールデングローブ賞を受賞した。
経歴[編集]
Susan Ker Weldとしてニューヨーク市に生まれる。父親はウェルドファミリの一員である。2歳からCMに子役となる。4歳のときに父親が死亡した。財政上の理由から、母はチューズデイ・ウェルドをモデルに仕立てた。子供時代にいとこから「Tu-Tu」のあだ名がついた。9歳のときに神経症で倒れる。12歳でアルコール中毒となる。12歳の時にテレビに出た。13歳の時、1956年にアルフレッド・ヒッチコック監督『間違えられた男』と映画『ロック・ロック・ロック』に出演する。15歳でセックスシンボルとなる。16歳で『The Many Loves of Dobie Gillis』によりゴールデングローブ賞新人賞(共同受賞)を獲得。1987年のLord Love a Duckでスターダムに登る。しかし1967年の『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』の出演を断ってからは、出演依頼が途絶えたという。
1974年の『殺人の反射』1975年の『F・スコット・フィッツジェラルドのハリウッド』でテレビの仕事を開始した。 1977年の『ミスター・グッドバーを探して』でアカデミー助演賞にノミネートされる。1984年の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』では、銀行員役を好演した。
結婚等[編集]
3回結婚している。1度目は、脚本家のクロード・ハーツ(Claude Harz)で1965年から1970年まで。母親がハーツを嫌ったという。2度目は俳優のダドリー・ムーアと1975年に再婚し、息子のパトリック(俳優)を産み、1980年に離婚する。5年後の1985年にヴァイオリニストのピンカス・ズーカーマンと結婚するが1998年に離婚した。
フィルモグラフィ[編集]
- 『ロック・ロック・ロック』(1956)
- 『ポール・ニューマンの 女房万歳!』(1958)
- 『5つの銅貨』(1959)
- 『ディックパウエルのゼイン・グレイ劇場』(1960)
- 『若すぎたから』(1960)
- Sex Kittens Go to College(1960)
- 『ハイタイム』(1960)
- 『アダムとイブの私生活』(1960)
- 『ペイトンプレイスへの帰還』(1961)
- 『嵐の季節』(1961)
- 『バチェラーフラット』(1962)