ダイハツ・ミラジーノ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ミラジーノとはダイハツが製造していた軽自動車である。どう見てもイギリス製のアレをモチーフにしている車として有名である。

概要[編集]

1999年3月に発売されたミラジーノは同社のダイハツ・ミラ(5代目)をベースにエクステリアをレトロ調にしたものである。パイクカーの一種とされることもあり、4代目ミラに設定されていたミラクラシックの後継車種とされている。なお、ミラジーノやミラクラシックが販売されていた90年代末期はこのようなレトロ調の外装を持つ車が多く販売されており、同じ軽自動車であればスバル・ヴィヴィオのビストロというグレードや、三菱・ミニカのタウンビーというグレード、スズキ・アルトのアルトC2などがレトロ調の内外装を持つ軽自動車として有名である[注 1]

かわいい見た目とは裏腹に3気筒DOHC12バルブエンジンとICターボを組み合わせたスポーティなグレードも用意されており、5MTかつターボの軽自動車として重宝されている車でもある。なお、排気量を1Lクラスまで拡大したミラジーノ1000という派生車もあったが、NAで64馬力という馬力であったため2年ほどで販売終了してしまった。これにターボが組み合わせられていればまた違う未来があったかもしれない。

2004年にはフルモデルチェンジ。ミラとシャーシは共有するがボディはオリジナルなデザインとなっており、よりクラシカルなスタイルに正統進化したものである。一方でやんちゃだったDOHCターボは設定されず、トランスミッションも4ATに統一されている。2代目は2009年で販売を終了した。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. なお、同年代の登録車でやってしまったケースとしてスバル・インプレッサのカサブランカがいろいろ有名である