タヒチガール
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『タヒチガール』(TAHITI GIRL)は、原作:あおしまたかし、画:吉村佳による日本の漫画作品。
概要[編集]
『まんがタイムジャンボ』2014年5月号から2016年1月号まで連載された漫画作品。掲載誌は主に4コマ漫画を掲載している雑誌ではあるが、本作品は4コマ漫画ではないストーリー漫画となっている。サブタイトルは「ステップ1」、「ステップ2」というようになっている。
タヒチアンダンスを題材にした女の子たちの学園部活ものとなっている。海空市という架空の観光地を舞台にしている。
単行本第1巻は同じ掲載誌の『きつねとパンケーキ』1巻と同時発売となっている[1]。単行本は全2巻。
ストーリー[編集]
感情表現が下手で笑顔になろうとすると余計に怖がられてしまって無表情でいることが多い少女夕凪麻衣。ある日、麻衣はタヒチからやってきたというマハナと出会う。そして、天王寺林檎、四季雅、桐原陽火を加えて海空学院タヒチアンダンス部を設立することになる。
登場人物[編集]
タヒチアンダンス部[編集]
- 夕凪 麻衣(ゆうなぎ まい)
- 本作の主人公。愛称は「マイ」。感情表現が下手でいつも無表情でいるため、周囲に怖がられている。笑おうとするときもあるが、とてつもなく怖い笑みになるようで余計に怖がられてしまう。運動音痴で、スポーツ全般が苦手。
- マハナ
- タヒチから泳いで日本の海空市までやってきた。金髪に小麦色の肌をした元気な女の子。身長は145cmと小柄。麻衣の姉である麻緒とタヒチで意気投合して、麻緒に妹と会って来いといわれて麻衣に会いにやってきた。麻衣と同じ家に住むこととなり、麻緒の計らいで海空学院に通うこととなって、麻緒とクラスメイトとなった。
- 天王寺 林檎(てんのうじ りんご)
- 海空市の観光産業を発展させた天王寺グループの次期後継者。愛称は「リン」。
- 麻衣のことが好きなようだが、素直になれないツンデレ気質。何だかんだで面倒見が良く、麻衣とマハナのためにタヒチアンダンス部の創設を提案した。家では留守にすることが多い両親に変わって妹と弟の面倒を見ている。
- 小さいころに麻衣と出会っており、一緒に遊んでいた。
- 四季 雅(しき みやび)
- 愛称は「ミャー(先輩)」。海空市でも有名な日舞の名家「四季家」の娘。身長が高く、可愛いものが大好き。太眉の巨乳娘。初対面のマハナを屋上まで連れて行って一緒にお菓子を食べたり、よく陽火と触れあおうとする。
- 幼いころから日舞一筋だったが、母親にそれ以外にも目を向けるのもいいといわれて部活を始めて見ようとタヒチアンダンス部に入部する。
- 音もなく可愛い子の後ろに回り込むことができる。
- 桐原 陽火(きりはら はるか)
- 一年生の男子生徒。愛称は「ルカ」。男子だが、見た目は女子に見えるため間違われることが多い。身長も144cmとマハナより小さい。周囲がみんな女の子なら男扱いしてもらえると思って海空学院に入部したが、女子には女友達のように扱われて男子には敬遠されてしまっている。
- 可愛いものが好きな雅に抱えられて連れてこられたことがきっかけでタヒチアンダンス部に入部する。タヒチアンダンスによって男らしくなれると思っていたが、衣装は女性物で踊ることとなってしまっている。何だかんだで女物の服を着てしまうことが多い。
- 山城
- 麻衣たちの通う学校の先生。麻緒によく無茶ぶりをされていたらしいが、逆に振り回してほしいと快感になっていたらしい。タヒチアンダンス部の顧問となる。
その他[編集]
- 麻緒
- 麻衣の姉。海空学院に通っていたころも「海空の魔王」と呼ばれるなど無茶なことをよくしていた。人を驚かすのが好き。
- アヴァエ
- マハナの姉。
- 天王寺 桃(てんのうじ もも)
- 林檎の妹。
- 天王寺 棗(てんのうじ なつめ)
- 林檎の弟。
用語一覧[編集]
- 海空学院(みそらがくいん)
- 少子化の影響などで今年から男子生徒を受け入れて共学化したばかりで、女子が多い。
- 海空市(みそらし)
- 海岸沿いにある本作の舞台となる市。昔は寂れていたが、開発が進んで有数のリゾート地になった。
単行本[編集]
まんがタイムコミックス(芳文社)より刊行。全2巻
巻数 | 初版発行日 | ISBN | その他 |
---|---|---|---|
1 | 2015年4月22日(2015年5月7日発売) | ISBN 978-4-8322-5386-5 | |
2 | 2016年1月22日(2016年1月7日発売) | ISBN 978-4-8322-5452-7 |