スプリングポイントとは、分岐器のうち、転換作業が不要なものである。
転換の必要のない分岐器である。トングレールはばねの力で開通側に押しつけられ、非開通側から入ってきた車両は車輪でトングレールを押し分けて侵入し、トングレールはばねの力で元に戻る。ばねの弾性の観点から侵入する車両は速度制限を受ける。また、列車本数の多いところで採用されない。このため、単線区間の列車交換のために設けられる。